私は冬の季節に使っている寝具の中に、どてらがある。
茨城に生まれた私は、子どものときからどてらを掛けて寝ている。
私は、どてらでないと寝ているときに首のまわりが寒くてだめです。
どてらの襟のところが、首のまわりを遮断してくれて暖かい。
現在使っているどてらは、おふくろが縫ってくれたものです。
もう30年以上は使っていると思う。
私には、あと2着ほどどてらがある。
でもそれは使わないで、今のでずーっと寝ている。
どてらの重さなんかも、私の睡眠に大きな影響があるんです。
いまのどてらがちょうどいい。
しかしそのどてらの内側が破れ放題になっていた。
先週それを補修してくれるように女房にお願いしていた。
それを昨日からあのひとはやってくれた。
キレイになりました。
妻に感謝です。
2016年10月13日九想話「褞袍と掻巻」