徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

悪循環

2005-09-16 17:06:41 | Weblog
大学の寮は一人一部屋。最初のオリエンテーションのときにも、
「2,3週間友達や家族が来て泊まるのは問題ないけれど、2ヶ月、3ヶ月一緒に住むのはだめです」
と言われた。

それにもかかわらず、何ヶ月も一緒に住んでいる人は多い。クラスメートでも1人部屋に夫婦で住んでいる人がいる。同じ寮には「彼女は僕のお姉さん」と言って去年の12月から住んでいる女性がいる(本当にお姉さんかもしれないけれど)。

別の大学の寮では、管理人さんが抜き打ちで寮の部屋の様子をチェックすることがあるそうで、そのとき、なんと、5人で住んでいた、ということがあったそうだ。

私の寮の部屋は日本で住んでいた6畳のアパートよりも広い。アパートに住んでいたときは

パソコン(デスクトップ)を買ったときベッドを捨てた

から。今は机とクローゼット、ベッド、サイドテーブルが備え付けであり、さらに友達が来ても寝るスペースもある。だから、「寝るだけ」と思えば5人で暮らすことは可能である。

さて、何が悪循環か、というと、

ドイツの水道代は日本の3倍

と言われているらしい。つまり、1部屋に2人以上住む→シャワーなど、水を使うことが増える→家賃上昇→1人で家賃をまかなえない→1部屋に2人以上住む、となる。

1年間の寮の契約を先日更新したが、半年しかもらえず、さらに、寮費が23ユーロ上がった。多分、半年後、また寮費が上がるんだろうなぁ、と考えると憂鬱。
コメント
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