徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

手書きの文字

2008-10-10 03:57:14 | 勉強
パソコンで文書を作ることが多くなったとはいえ、ちょっとしたメモは手書きのことが多い。最近、教授やポスドクと『ちょっとした』ことを話すことが増え、

教授もポスドクもメモ(図入り)を書きながら話をしてくれる

私もメモを書きながら聞いていると『このメモはあおのだよ』と言ってくれるので、最近はメモを取らず、単語を聞き漏らさないことに集中するようにしている(私はメモをがんばって取ると、聞き漏らすことが多い)。なぜなら、

後から見るとメモを読めないから

教授の字はまだ判読可能(一部推測が必要)だけれど、ポスドクの字は正直、

これ、ポスドク自身、後から読み返すことはできるのか?

というような字。私もとても人のことを言えるような字は書けない(丁寧に書いてもまだ汚い)けれど、最初に彼の字を見たときはかなり驚いた。彼の字は

予備知識がないと読めない

最近は、教授やポスドクがメモを書いてくれている最中に

私もその紙にメモを書き込む

ことにした。2人ともいい気はしないだろうけれど、そのほうが確実なので気にしないことにした。

日本人はどんなに『字が下手』といっても読めないことはない(読めなかった人に出会ったことがない)ので、心底驚いた。


1年位前、オーストリア人のPh.Dの学生が、教授かポスドクの手書きの紙を私のところに持ってきて、『これ、なんて書いてあるか分かる?』と聞いてきたことがある。

やっぱり何人であっても読めない字はあるんだ

と気が付いた。それまでは『外国人はみんな、こういう字を読めるんだ』と本気で思っていた。