徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

通勤・通学時間

2009-05-09 05:11:54 | Weblog
ドイツでは比較的職住近接となっている。私は今、通学に

1回または2回乗り換えで3,40分

かけている。
という話をすると、たいてい驚かれる。『もっと近いところに引越せばいいのに。大学の周りにいい物件、あるよ』と。

日本で大学生活をしていた時は、大学の最寄り駅にはあまりいい物件がなかったので、そこから電車で10分離れた場所にアパートを借りた。
大学は小高い丘の上にあったので、最寄駅からてくてく歩いて15分から20分くらい(このキャンパス、正門が国道に面していて、正門から入ったこと、なかったなぁ)。
というわけで、やっぱり30分近くはかかっていた。

日本で仕事をしていたときは、私は都内の職場へ最大乗り換え1回で、1時間くらいかけて通っていた。ドイツに来る直前まで勤めていた会社では

山手線半周

していた…あともう1駅乗るなら逆回りしたほうが短くなる、という、本当に毎日、山手線半周の旅をしていた。

なので、今、30分ちょっとで大学に通えるなら『近い』と思うし、街にも歩いて行けるし、なにより、

普段の生活で知っている人に会わない

のがいい、と私は思っている。
ドイツに来てすぐ、寮で暮らしていたとき、

ちょっと買い物に行けばクラスメイト

に出会い、『何買うの?どこ行くの?』など、聞かれるのが嫌だった。


さて。やっぱり私と同じように街中に住んでいる去年結婚式を挙げたカップルの友達(妻側)が、『もっと大学に近い物件を探している』と言い出した。『え?旦那さまの職場は大学方面じゃないよね?』と思わず聞いてしまったら、彼は今、

車で1時間かけて通勤

している、という。そしてさらに大学側に引っ越し、となったら、

30分くらいは通勤時間が伸びる

のではないかと思う。まぁ、話を聞いてみたら、彼女の実験がとても大変なようで、大学側に引っ越し、というのも仕方ない面はあるのかもしれないけれど、それでも仕事よりも大学を優先するんだ、と思った。