徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

学会に参加する-ロンドン観光編

2011-06-11 02:57:15 | Weblog


ロンドンでの乗り継ぎ時間が、行きも帰りも

5,6時間

あったので、ロンドン観光をしたことがない、というポスドクと一緒にロンドン観光をすることにした。とりあえずは

ビッグベン

へ。ビッグベンはやっぱり何度見てもいいなぁ、と思う。眺めた後は、橋を渡り、向こう岸へ。なんかのお祭りをしていたのか、

サンタクロース

がいた…季節感ないね。
その隣で古本市をしていたので、それを眺めていたらあっという間にガトウィックへ向かう時間になってしまった。


帰りの時のロンドン観光は、まず、バッキンガム宮殿へ。バッキンガム宮殿のフェンスに写真のポスターがかかっていた。ポスドクが、『ほう、Prince Philipの誕生日か』とつぶやいた。思わず、

Prince Philipってどなた?

と聞いたら、とても驚かれ、しばらく沈黙の時間が流れ、そのあとにポスドクが言った言葉は、

『あおは、あまり王室に興味がないの?』

だった。
王室に興味がないわけではない(4月のロイヤルウェディングは写真でたくさん見た)けれど、『Prince Philip』という名前にピンとこなかった。そうしたら、ポスドクが、

女王の旦那さま

だよ、と教えてくれた。

その後、英国旗がはためいていたザ・マルを歩いた。途中で、

英国旗の間でアメリカ国旗がはためいている

のを見つけた。少し前にオバマ大統領がイギリス訪問をしていたので、その名残だった。アメリカ国旗からイギリス国旗に変えているところを見たけれど、イギリス国旗がはためいているポールの頂上には王冠があったけれど、

アメリカ国旗のポールにはついていなかった

王冠部分は取り外しが可能だった。確かに、王冠の下に他国の旗がはためくのは問題かもしれない。

さらにザ・マルを歩き続けていたら、広場で衛兵が何かのお祭りの練習をしているのを見つけた。100人単位の衛兵が行進しているのは見事だった。音楽隊もいて、音楽隊の後ろの2列くらいはスコットランドの民族衣装を着ていた。遠くからしか見られなかったけれど、それなりに楽しめた。

そして私たちが向かった先は

テートモダン

私なら選ばないと思う…
私たちはオーディをガイドを借りることにした(残念ながら日本語バージョンはなかった)。ポスドクは、もう10年くらい前のポンド建てのトラベラーズチェックを使いたくて使いたくて、いろいろなところで『これ、使える?』と聞いていたけれど、どこもことごとくダメだった。テートモダンでももちろん聞いたけれど、やっぱりダメだったので、現金を持っていた私が立て替えることにした。私が差し出した紙幣は、イギリスの地方都市滞在中に入手した、

エリザベス女王の描かれていない

10ポンド紙幣。
私が10ポンド札を差し出したとき、係員が一瞬止まった。『えっと、これは…

あ、スコットランドの紙幣

ですね』。思うに、10年前のトラベラーズチェックを使おうとしたヨーロッパ人の連れのアジア人、ということで一瞬『どこのお金?』などと思ったのだと思う。

テートモダンの中は、モダンすぎてよくわからない作品があるかと思えば、モネの睡蓮があったり、日本人のカメラマンの作品があったり、幅広いコレクションで楽しめた。まぁ、数時間の観賞だったので、全部は回り切れなかったけれど。

こうして私たちのロンドン観光は終了した。