徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ソクチくんの職場のクリスマスパーティ

2015-12-14 19:13:44 | Weblog
ソクチくんの職場では毎年12月に職場の施設を利用してクリスマスパーティ(ケーキや料理は持ち寄り)をする。だいたい午後2時半から準備を始め、3時半くらいから始まり、早いときは8時、遅いときは10時くらいから片づけを始める。

私はこのパーティにたぶん4回くらい参加し、そのうち、片づけを手伝わなかったのは1回のみ。確か、2回はソクチくんが片付けの責任者で、1回は同僚を手伝ったんだったと思う。

今年も「誰が片付けの責任者になるか」の話し合いが行われた。ソクチくんは『去年もやったし、今年は腰痛がひどいのでやりたくない』と言ったけれど、他に手を挙げる人はいない。さらには、ミーティング中に『去年やったんだったら

今年もやればいいのに

』と話している声が聞こえたらしい…
親睦を深めるためのクリスマスパーティだと思うけれど、深まるのは亀裂だな。

手伝ってもいい、と言ってくれる上司は2人いたけれど、

6時から片付けていいなら

という条件付きだったらしい。1人は遠方に住んでいるので、早く帰りたいのは理解できるけれど、もう1人は

スポーツジムに行くから

という理由らしい…1年に1度でも習慣を変えることはできないんだ。


結局ソクチくんが「来年は責任者にはならない」ということで責任者になり、7時から片づけを始めた。まだ早い時間だったのでソクチくんの同僚たちも手伝ってくれた(最後まで手伝ってくれたのは1人だけだったけど)。

そろそろ片づけを始めようか、と、キッチンにソクチくんがカートを取りに行った。無人のキッチンでは、

コンロに鍋がかけてあり、お湯が沸いていた

らしい。毎年中国人の同僚が水餃子を作ってくれる。今年はゲストも多かったことから、水餃子を400個作ることを予定し、まだ100個出来上がっていなかったので、それを水餃子にするためのお湯を沸かしたけれど、中国人のリーダーはそれをほったらかしにしていた。ソクチくんがお湯が沸いていることを伝えると慌ててキッチンに走り、餃子作成と片付けが同時進行となった。

私たちはお皿を食洗器に入れ、きれいになったものを食器棚に戻す。
中国人のリーダーは、お皿に乗った出来上がった水餃子を受け取り、

きれいなお皿を取り出し

水餃子を移す。「お皿を2皿に分けるのかな?」と思ったけれど、彼は水餃子を全部移し、もともと水餃子が乗っていたお皿をカートに置く。
ということを何度も繰り返した。さらに、気が付いたら彼はアルミホイルに餃子を移し、中国人たちが持って帰れるようにパックしていた。ますますきれいなお皿を使った理由が分からない。そして、アルミホイルの切れ端は丸めてカートの上に。どうしてゴミ箱に捨てられないんだろう、と思う。自分の同僚だったら「ごみ箱に捨てて」と言ったけれど、さすがに他人の同僚には言えなかった。

片づけはグループごとに順番にするとか、レストランに食べに行く、とかにすればいいのに、と思う。


今回、私はPollo Finoで唐揚げを作って持っていった。大好評でうれしかった。

コメント
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