徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

義叔母の誕生日パーティ

2019-06-10 08:54:48 | Weblog
義叔母の誕生日パーティへ行った。ドイツでは、30歳、35歳、40歳、45歳などのキリのいい年齢の時に大きな誕生日パーティを開催する人が多い。

義叔母の今回の誕生日パーティの予定は、

11時~:ランチ(ケータリング)
16時~:コーヒータイム(義叔母手作りのケーキ)
18時~:観劇
観劇終了後:ディナー(事前にソクチくんと私で準備)


という話だった。観劇はドイツ語だから私には理解できないだろうし、ディナーの準備も面倒だな、と密かに思っていた。

誕生日パーティ当日、ソクチくんのいとこ夫婦とソクチくんはディナーの準備に取り掛かったけれど、私は声を掛けられなかった。準備しているのはクロックムッシュ。パンにバターを塗り、チーズをすりおろすところまで準備して、残りは観劇から帰宅してから完成させた。

ソクチくんたちが準備中、義叔母や義両親と突然義叔母が『あおはパンにバターを塗るとき

パンをガリガリ

削るのよね』と言った。確かに、私はパンにバターを塗るのはほんの少し(むしろ塗らなくてもいいくらいに思っているけれど、そこはお付き合いで塗っている)だけれど、義叔母と一緒に食事をしたのはもう何年も前なのに「よく覚えているなぁ」くらいに思っていた。

後日、ソクチくんにその話をしたら、『「あおにはクロックムッシュの準備の手伝いをさせるな。バターをけちるから」と言っていたんだよね』と言われたので、そこでやっと合点がいった。

さて、観劇終了後帰宅したら21時。そこから私とソクチくんでクロックムッシュを仕上げたけれど、すりおろされていたチーズの量を見てびっくりした。

9人分のクロックムッシュに対して1キロ

が準備されていた。一人100g以上か…レシピにはその他、クレームフレッシュや卵黄、ハム、スライスチーズなどを使うと書かれていたけれど、ソクチくんと私の判断で勝手に大幅に減らした。すりおろされたチーズは

半分近く残った

し、クレームフレッシュも半分使用、卵黄は使わなかった。

ソクチくんによると、レシピには「パンに薄くバターを塗る」と書いてあったそう。ソクチくんは一応

普段よりも多く

塗ったけれど、義叔母が『それでは足りない』と

3倍

は塗った、と言う。

クロックムッシュ自体はおいしかったけれど、やっぱり21時半過ぎから食べているので、『寝られなかった』と言うゲストもいた。


観劇は「Appartment」をみた。フランスの金持ちが破産したので、余っている部屋を貸し出す、というところからスタートしただけで、特にストーリーがあるわけでもなく、俳優たちがジャグリングやアクロバットをするのを観客が見るだけだったので楽しめた。フラフープを10本扱ったり、投げた風船を吹き矢で割ったり、ところどころ観客も参加したり、で面白かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする