徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

滞在許可更新

2016-02-18 12:37:45 | Weblog
結婚直後にもらった滞在許可があと少しで切れるから、そろそろ外人局から手紙が来るだろう、と予想していたある日、

いつもより分厚い封筒

で呼び出し状が届いた。この厚さはもう、嫌な予感しかしないわ、と思いながら開封してみた。今回必要だったのは、

*パスポート
*配偶者のID
*申請書
*在職証明(配偶者の物も)
*直近3か月分の給与明細(配偶者の物も)
*アパートの契約書
*アパートの大家さんからの賃貸証明
*「配偶者と生計を共にして一緒に住んでいます」という証明書

だった。前回はパスポート、配偶者のID、「生計を共にして一緒に住んでいます」という証明書、申請書だったのに、いきなり持っていくものが増えた。ソクチくんは『外人局がアパートの広さを知ったり、僕がいくら稼いでいるか、なんて知る必要はないはず』と言い、ネットでチェックを始めた。

法律上、在職証明や給与明細は「本人または配偶者」のものが必要だったので、ソクチくんもしぶしぶ納得した。

でも、そもそも、確定申告しているのだから、役所同士つながっていてもいいのに、とは思う。


外人局についてソクチくんと話をしていたある日、ソクチくんが『外人局の入り口ってわかりにくいところにあるでしょ。前にあおと外人局で待ち合わせた時にね、「外人局」と書かれている入り口を見つけて、その入り口から入ろうとしたら鍵がかかっていて開かなかったんだ。で、その入り口の脇でタバコを吸っていたスタッフがいたんだけど、その人たちに「この扉は外からは開かないわよ」と言われたから、「

外から入れないドアに「外人局」と書いておかないで

」と文句言ったんだ』という。
…時々本当にソクチくんは私の理解の範囲を超える。そもそも、外人局の入り口はそんなにわかりにくいところにあるとも思えない。


さて、滞在許可更新当日、一応そのドアを確認してみた。

外からも開くようになっていた

最近は難民が多いせいか、外人局も忙しそうなので、そのためなのか。


申請はすんなりといった。でも、やっぱり外人局に行くときはものすごく緊張する。

私は今年結婚3周年で、法律では、「3年たったらパーマネントの滞在許可」となっているので、当然パーマネントを期待して行った。

が、渡されたのは

再び有効期限3年間

の滞在許可。しかも、前回はカードだったのに、今回はパスポートに貼るタイプの滞在許可。

スタッフの説明によると、『配偶者用滞在許可でドイツに滞在して

まだ丸3年たっていない

から、パーマネントは申請できないのよね。でも、あと3週間もしたら丸3年になるから

それ以降申請できる

わよ』と教えてくれた。
…通常、結婚→すぐに配偶者用の滞在許可(3年間)→期限が切れる少し前に更新、なので、基本的に最初の滞在許可で丸3年間を満たすのは無理なのではないだろうか。

さらにスタッフの話では、カードの滞在許可はパスポートと一緒でないと効力はないし、発行に4~6週間かかるし、料金も高いから、とりあえずパスポートに貼るタイプにしておくけれど、検討してカードがよければ申請して』と言われた。

ちなみに、カードは前回105ユーロ、パスポートに貼るタイプは30ユーロだった。
ちょうど3年後くらいにパスポートを更新しないといけないので、とりあえず、滞在許可はこのままにする。

パスポートを更新したら、外人局のメインオフィスでも滞在許可を新しいパスポートに移すこともできるけれど、支所でもできるらしい。

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