徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ブリオッシュを焼く

2020-05-09 16:56:40 | ソクチくん


生イーストが3月半ばから店頭になかったり、一度見つけたけれど迷っているうちに別のお客さんに買われたりして手に入らなかった。

私は「別に困らない」と思っていたけれど、ソクチくんは違ったようで、普段は手を出さないドライイーストも考えたけれど、

ドライイーストも品切れ中

だったので、レーズンを購入して

天然酵母

作成に踏み切った。私としては「そこまでするの?」と思ったけれど、本人は実験のようで楽しそうだった。

レーズンはBio(有機栽培)のものを購入したけれど、購入してからオイルコーティングされていることに気が付いた。別のお店にオイルコーティングされていないドライフルーツを探しに行ったけれど、ドライイチジクしかなかったので、購入済みのレーズンで実験スタート。

3日目くらいまでは温度が低すぎたのか、あまり変化がなかったので「失敗か?」と思ったけれど、特に変なものが発生した感じはなかったので、気温が低すぎたのかと思い、

モデム(一日中暖かい)の近く

に置いて一晩様子を見たら

泡が出始め

その後、順調に泡が出続け、実験開始から6日目に元種を作り、7日目にブリオッシュを焼いた。この1週間、ソクチくんがとても楽しそうだったので、また天然酵母を作るのかな?と思ったら、ソクチくんは意外にも、『天然酵母は時間がかかりすぎる。これで出来上がりの味が生イーストと大差ないなら、もうしない』と言っていた。

焼き上がったブリオッシュを早速食べたら、やっぱりいつもの生イーストを使用したブリオッシュとは味が違う。いつものブリオッシュもおいしいけれど、天然酵母のはさらにおいしかった。

酵母エキスは冷蔵保存できるそうなので、まだ残っている酵母エキスは冷蔵保存する。一部は実験もかねて冷凍してみることにする。

日本ではよく天然酵母パンが売られていて、高いと思っていたけれど、今回、酵母づくりに時間がとてもかかることと、味がおいしくなることを体験し、納得した。



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