徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

工事現場見学をする

2019-01-25 20:38:57 | Weblog
私が住んでいる街に、もう10年くらいずっと工事をしている場所がある。工事が完了するまでに

さらにもう10年

はかかると思う。その工事をめぐっては、デモがあったり「今後も工事を継続するか」の住民投票があったり、紆余曲折があったけれど、結局継続されることになった。


さて、ドイツでは工事現場で働いている人はルーマニアからの出稼ぎであることがあることが多い。なので、工事現場では

ドイツ語はほぼ通じない

と思って間違いない。

ドイツでは、クリスマス後(27日以降)は31日、1日を除いて通常営業のことが多いけれど、さすがに工事現場で働く人たちの福利厚生のためか、その大規模工事現場は2週間ほど工事が止まり、そのうちの

3日間、一般公開

されることになった。

私は「何が面白いんだろう」と不思議で仕方なかったけれど、誘われたので行ってみた。

子供向けにショベルカーを実際に運転できるイベントやグリューワインを売るスタンドがあったりして

ちょっとしたイベント

のようだった。

空港運営会社もスタンドを出していて、ルーレットを回し、出た目に応じて景品をもらえる、というゲームをしていたので私たちも参加した。

ルーレットを回す前に空港や飛行機に関するちょっとした質問があり、それに正解するとルーレットを回せるというシステムだった。

私への質問は、『機内に持ち込んではいけないものは?』だった。「爆発物」と思ったけれど、ドイツ語ですぐに出てこなかったので『ライター』と答えた。

『「ライター」ねぇ。間違ってはいないけれど、ライターは持ち込みOKなのよね。「ガスライター」は禁止だけど。どうしましょうねぇ…』と、迷っていたけれど、『まぁ、正解でいいでしょう』とルーレットを回すことを許可された。

一番いい景品

のところにとまった。ちょっと反則気味で参加させてもらったのに申し訳ない、と思いつつ、景品を聞いた。

空港運営会社のロゴ入り
・キャップ
・袋
・スーツケースベルト
の中から1点、と言われた。スーツケースベルトか袋で迷ったけれど、「今」必要な袋にした。思い返してみると、やっぱりスーツケースベルトにしたらもっと使えたかも、と思う。

ソクチくんはグミ2袋(小袋)だった。

楽しかったのかどうか、とても微妙なイベントだった。一緒に行った建築家の皆さんはものすごく楽しんでいるようだったので、好きな人にとってはまたとないイベントだったのだろうと思う。

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