徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

映画-万引き家族~shoplifters~

2019-01-17 17:23:58 | DVD・本
年明けに是枝裕和監督の「万引き家族」をタンデムパートナーたちと映画館に見に行った。調べてみたら、日本では2018年6月に公開だったようなので、結構早くドイツに来たと思う。この映画は、1回だけの特別上映と言うわけではなく、何回か上映されたようだった。オリジナル音声でドイツ語字幕だったので私にはよかった。

映画館は大きくもなく小さくもなく、席は3分の1くらいは埋まっていたと思う。日本人らしき人は1組見かけただけだった。

上映前にいろいろな宣伝が流れるけれど、私が今まで経験したのは、その映画館で次に公開される映画の予告編だったけれど、今回の映画館では映画の予告編のほか、

なんかの団体

の宣伝も3バージョンくらい流れてちょっとしつこい、と思った。結局そういう宣伝が20分近く続いたと思う。


さて、映画が始まったけれど、やっぱり最初は日本語が聞き取りにくかったので、ドイツ語の字幕も読みつつ見た。タンデムパートナーは、逆に『できるだけ字幕を見ずに音声に集中しようとした』と言っていた。そして『

ほぼ全部理解できた

』と言っていた。素晴らしい。



当初5人家族だった柴田家で、私は最初、「誰と誰が親子でどういう関係なんだろう。さっぱり分からない」と思いながら見ていたけれど、後になって『わざと分からなくしていたんだ』と気が付いた。

以前見た是枝監督の海街diaryでも思ったけれど、この映画でも1年の季節の流れがとてもきれいに撮られていた。

映画が終わり、エンドロールが流れると席を立つ人が出始める。それでも私たちは座っていた(私は『亜紀役の子、可愛いかったけれど、誰だろう』と探していた。松岡茉優さんだった)けれど、

エンドロール半ばでブチっと切られ

、明かりもついた。こういう感じがドイツだよな、と思う。


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