今日は山の神が「納会」(忘年会)である。今読んでいる「忘年会」(文春新書)には、忘年会の起源についても記されている。筆者は室町時代の「年忘れ連歌の会」を端緒としている。また、赤穂浪士の討ち入りで3倍の勢力だった吉良勢がやられてしまったのは、討ち入り前日に忘年茶会が開催され、せいぜい飲んだくれて安心しきっていたからだと、吉良町出身の尾崎士郎が書いているそうだ。
当時の武士階級は仕事納めが済むと、その夜から晦日まで飲んだ暮れていた記録も残っているという。「納会」が延々と続いたらしい。
ともかく、男だけでなく女性が忘年会に堂々出場したのは戦後のことで、外で酒を公然と飲むようになったからだ。終戦後しばらくして「戦後女性と靴下が強くなった」といわれたことにも表れている。
一年の区切りとしてのこの時期に、人間関係を融和する効果もあるので、形は変化していっても、「忘年会」はなくならないのでしょうね。
当時の武士階級は仕事納めが済むと、その夜から晦日まで飲んだ暮れていた記録も残っているという。「納会」が延々と続いたらしい。
ともかく、男だけでなく女性が忘年会に堂々出場したのは戦後のことで、外で酒を公然と飲むようになったからだ。終戦後しばらくして「戦後女性と靴下が強くなった」といわれたことにも表れている。
一年の区切りとしてのこの時期に、人間関係を融和する効果もあるので、形は変化していっても、「忘年会」はなくならないのでしょうね。