自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

歩道が危険なことに・・・

2006-12-12 | Weblog
先月、道路交通法の改正にむけて、警察庁に設置した「自転車対策検討懇談会」の提言が出された。
ツーキニストのヒキタ氏は彼の「週間ツーキニスト」でその動きに対し、警鐘を鳴らし続けている。http://www.melma.com/backnumber_16703/
 この問題は根が深い。交通規制行政(公安委員会;警察)と道路行政(国土交通省)、都市計画行政などと別れていて、本気でやろうとする人間が居ない。縦割り役人には出来ない仕事なのだが、実際仕事をするのが役人なのでいつまで経っても良くなることはない。
 今回、問題提起されている「危険と公安委員会が判断すれば、車道から自転車通行(走行)を禁止できる」(提言ではそういう表現ではないが、規制を決定するのは公安委員会だ)ことも、ヒキタ氏の言うように、警察官僚が任期中に仕事の実績をだそうと、目立たないように入れ込んだというのも、外れていないかもだ。
 実際、「子供や年取りの自転車は歩道を走らせる。」なんてのも、現在実質奨励していることだし、さらに明確に「法的に」お墨付きとなれば、どうなるか。現状の歩道の混乱が増大するのは、国民的常識。歩道は誰のためのものなのだろうか。
 
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