自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

一番乗り!

2008-05-18 | Weblog
 今日はACAの琵琶湖一周。ショートコース145km(本当は142km強)
 朝4時起き。朝食、軽量化を済ませて出発。藤原までが時間がかかり、高速利用(割引はありがたい)。現地着6時17分。既に会場の長浜市豊公園駐車場は満車近い。優に100人は集まっている。
 7時スタート。サイクリングとはいえ、スタッフが分単位で時間を計測するので、参加者は一生懸命だ。2年前は5時間5分でショートの部7位。5時間を切るのが目標。
 朝は涼しい。2年前と異なり、33kmぐらいでゆっくり進むのでウォームアップ代わりでありがたい。しかし、最初のトンネル3km手前でPITレーシングが後ろからしびれを切らして上がってきて、43km走行になる。前の方にいたので切れそうになり、これはならじと44kmで追いかける。これで脚を使い、後ろへ下がる。
 今年はPITレーシングも引きが弱い。なんとか付いていける。結局、岩熊トンネルの登りで離される。登りで踏むと後がシンドイ。切れた数人でグループが出来る。結局今津で4人となり、脚にきていたので付きいちだったが、回せるようになって交替に加わる。
 高島でさらに前のグループを吸収。8人程度の所帯となる。相変わらず、36km程度の気持ちいいスピード。国道と合流後は脚に来ていて付きいちで勘弁願う。
 それでも時々は交替に参加。結局、大橋でAv33Kmと5時間を切るのは確実となった。グループ走行の効果は絶大だ。
 しかし、大橋を渡るのは自分ひとり。あと50kmを単独か、と思うとあせらず走るしかない。ボトルが空になり、コンビニで水補給。結局下車したのはこの1回だけ。
 コンビニで水を買って店を出ると、前をさっきのグループの一人が走っていく。大橋の手前で辛そうだったから少しグループから切れただろうが、ショート組がもう一人いたのだ。
 500m程度先を走っていたが、程なく追いついて、話す。「いくつ?」「32歳。ロード(アンカーRC5)を3月に買ったばかり。これがまだ2戦目です。」
 サイクリングで2戦目もないだろうが、とも思ったが、「もう歳です。脚に来てます」などというのにはたまげた。「ワシ56歳」「ワケェー」
 長命寺への小さな登りで「置いていってください」というので、溜めていた脚にムチをいれて離す。
 しかし、風も少しだが向かい風おまけに足首のあたりがクランクを回すたびに痛い。不吉な前兆。すぐにスローペースとなる。
 えっちらおっちらの走行で愛知川を渡ると前方にロード発見。脚の回し方がギクシャクしてそれほどの速さでない。しかし、こちらもシンドイ状態。28km走行では追いつかないので、なんとか早めて追いつく。
 聞けば、ロング(185km)コースだったが、調子が悪く、大橋を渡ってきたという。レースではないので、こういう切り替えもあり。
 交替を繰り返していたが、30kmで引いていると突然両足ふくらはぎが攣った。あまりの痛さに急停止。しかし、今日は下車しなかった。痛みが治まりそうだったので、走行開始。2,3kmで追いついて、先ほどの彼に付かして貰う。
 あと10kmを切って、付いているばかりでは申し訳ないので、29kmで引くとやはり足がぴくぴく来て攣りかける。停めて後ろを見ると彼は離れている。彼もまた一杯一杯の様子。あと4km程度となったので、28km維持でしばらく引いたが後ろを見ると姿が見えないほど離れている。結局、申し訳ないが最後は力を振り絞って先にゴール。11時38分。4時間38分、と目標達成。しかも会場一番乗りだった。要するに1着!サイクリングでも正直初めてで嬉しいね。
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