自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

神宮初詣

2010-01-17 | Weblog
 良い天気だ。冷たいが風は弱い。北西の風をうけて一目散、という企みはできなかったが、LSDで走ることはできた。目指すは神宮内宮。ただ、旧南勢町経由。まずは中勢バイパス、久居、嬉野、根木峠、津留、おきん茶屋で国42号と、尾鷲行きのコース。栃原からは自転車では初めてのコース。宮川沿いに走る。
 度会町棚橋手前4kmぐらいのところで、前から勢い良く走ってくるのはMS97ジャージ。
 エッ、こんなところで?!くろのりさんでした。驚きですね、全く。宮川沿いのこんな道でチームメンバーと会うとは。ちょうど自宅から70km走行ぐらいでした。
 くろのりさんのバイクのハンドルには、ポラール、ガーミン、i-BIKEと満載でした(笑)。
 別れて、棚橋からは度会の長い谷へ、能見坂方面をめざす。一之瀬からは左に折れて、鴻坂峠。坂は緩やかだ。峠まで5km、標高260m。ゆっくり登って15分。峠の開鑿記念の石碑が語る。この道は明治9年開通の林道。約10km。
 南伊勢町に降りて、青海苔の海苔そだを見ながら海岸べりを国260号で走る。陽光さんさんで、気温は冷たいが、光は春のようだ。
 で100kmを越えたあとの剣峠(343m)はゆるい峠なのに、なかなか辛いものがある。9年前に来たときは15kmで登ったが今日は12km/h。この峠は明治23年に開通しているので、道は生活・産業道路。当時は馬や牛の通る道で緩やか。
 切原の集落を過ぎて、林道のような道をたどるが歴史に思いをはせる良い道だ。
 峠までは6kmぐらいか。峠からは南に熊野灘を眺めることができて、景色も良い。
 ここから内宮まで下り。五十鈴川沿いの道をたどる。だが割りと長い。13kmはゆうにある。多少アップダウンもあるが内宮の五十鈴川御手洗場が木々の間からのぞまれる様になると、すぐに宇治橋前の観光バス駐車場にでる。さんざん山道を走って、いきなり大観光地に飛び出す、という神がかり的な場面展開だ。
 やっとここまで来たという感じ。走行123km。14時15分着。昨年11月架け替えられた新橋を渡って、内宮参拝(勿論歩いて)。1月日曜とて全く大勢。押すな押すなの大群衆。
 そそくさと参拝済ませて、宇治山田駅へ。
 輪行袋の収納に少し手間取る。赤福買ってお土産。駅でしばらく待って、近鉄急行で帰宅。白子駅から自宅まで走行。計130km。
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