自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

津留(つる)橋

2010-01-20 | Weblog
 日曜の神宮初詣サイクリングで通過した橋。松阪市茅原と多気町津留の市町境となっている櫛田川に架かる橋。ずいぶん古い橋だと思って、今回はプレートを読んで見た。昭和5年製のトラス橋。80年前の橋。尾鷲に自転車で行くときはいつも通る。
 この道は、伊勢本街道。橋の上の道幅は自動車がすれ違い出来ないくらい狭い。飛鳥・奈良時代は斎王が通った街道で、奈良と伊勢神宮を結ぶ最短路。 
 津留橋のできる前は、橋の下流(北側)にある渡しで櫛田川を渡っていた。その方を見ると「はかり石」という大きな岩が今もあって、その岩を越えるような水が出れば渡しはストップになったという。
 いずれにせよ、根木峠を越えて、櫛田川沿いにこの辺りを走っていると時の流れが止まったかに感じるような気がする雰囲気だ。
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