カラヴァッジョ展の招待券が手に入ったので、折角だから他の展示会も観ようと名古屋へ行ってきた。お目当ては、今日まで愛知芸文センターで開催されている「一水会展」。100号かそれ以上の大作の写実的絵画中心なのでじっくりと観る。美術雑誌などで見かける人の作品はさすがに見ごたえがある。
隣の会場でやっていた「新芸術展」も観てから、さらに階上のフロアーでやっていた「白日会中部支部 小品展」も観る。展示されているのは4号から15号の自分が普段描いているサイズの絵なのだが、ここまで描けるのか、と参考になる。写真(撮影の影が映りこんでいるが)のF8号の作品はこれぞ写実の人物画、というお手本のような作品で、たまげました。曾劒雄(中国の方)の作品。日展特選受賞の力量のある方。中国の美術大学の准教授。
最後に名古屋市立美術館まで歩いて「カラヴァッジョ展」。2度目なので本人作品を中心に細部を鑑賞。2度目に引っ掛けた良い機会でした。