晩秋から一気に本格的冬になった、というような冷たさ。急に気温が低くなった場合、体が慣れていないから少し厚着でやり過ごした方が良い、との娘の助言もあり、冬用装束でサイクリング。しかし、午後には13度にもなるかという予報なので、着古して薄手になったロビロン長袖に冬用ジャージ、冬用タイツにシューズカバーとした。手袋もそれなり。
行き先は、美杉の谷へ「山里」の「鹿フライ」ランチを予定。ただ、大将が昨年11月怪我(肩の腱を切った、という情報がネットにあった)をして、翌月行った時は閉まっていたし、その後横を通過した時も店は閉まっていたので、期待と不安半々で、調査兼ねてのサイクリング。
手ぶらで帰ることもあるし、新規の道も開拓しておこうと、往路には変化を付ける。
いつもは復路に使う、あの津台から県道410、649号で家所、農免道路で五百野へ出る。国道163号との交差に「五百野皇女塚」(写真)がある。説明板を見てみると、ここより東に古墳があって、そこが塚とされていたようで、昭和15年に「景行天皇皇女久須姫之古墳」と彫られた石柱が移転され立っている。いずれにせよ、五百野姫は伝説・神話の話で、地元豪族関係の古墳をそのように比定したのだろう。
新規の道は、国道を横断し、集落の中を走り、団地の隅から長野川にかかる小さな橋を渡り、県道28号にでる道である。そのまま榊原温泉を通過して、佐田にでて、猫座坂を右折し、算所を左折して、家城へ抜ける。
雲出川沿いの真見の紅葉ももう終わりだ。11時過ぎに八知の「山里」へ着くも、やはりというか、閉店中(臨時休業の看板)だ。怪我の回復を祈るが、1年経過して復活しないのは重症だ。リハビリ中だとは思うが。
確認すればUターン。家城の食堂は土日休みだし、ということで、一口羊羹で、とりあえず腹を満たし、ひたすら県道を走り、大仰で橋を渡って、石橋~久居へ。12時半頃、ぎゅーとらのラ・ミシェットで明日のパンとランチパンを買って、近くの公園で食べて、ランチとする。後は、津から中勢BPで14時過ぎに帰宅。午後の中勢BPの温度計は11度と予報より気温は上がらなかったようだ。走行112㎞。