自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

ダヴィンチとの会話

2024-02-07 | Weblog
 午前中は絵の作業。先日から「聖アンナと聖母子」(ダヴィンチ)の部分模写の作業をしている。2012年ごろルーブルで修復作業が終了したが、残念ながら手本とする大きな画像がない。ルーブル自身も画像は公開しているが、小さい。拡大すればぼやけた像しか見えない。模写には困る。美術全集も修復前の絵しかない。修復前は薄汚れ、詳細な部分は汚れの中にかすんでいる。
 修復後の奇麗な姿で模写したいのであるが、作業としては修復前後の中間的な姿で描いている、という状況。
 今日は背景の山の細部を描き進めたが、この山はどう見ても、イタリア北部のドロミティ山塊のような気がする(見出しの画像)。ダヴィンチはミラノにもいたので、アルプスの風景はお手のものだったのではないか。 
 昼食後は少し自転車に乗るかと、暖かな時間を選んでのサイクリング。近頃はこればっか、だ。
 河内渓谷を目指し、林集落から田舎道を行くが、忍田の集落前から雨が降ってくる。錫杖湖は雨の中のようだ。濡れたくはないので、ショートカットし、雲林院の方へ抜ける。
 走りながら、ダヴィンチが「俺が何年も書き続けて、未完成のままの絵を、お前が真似しようとはそりゃ描けないわけだ」と言っているような気がした。模写はやっていると作者と会話している気分になるんだよネ。
 帰途は、フランスベッド下から、ヤマギシへまっすぐ、旧街道経由、あの津台。ショートカットした分やや遠回りして、帰宅。走行47㎞
 
 
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