自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

船形埴輪

2024-11-17 | Weblog
 明日は健康診断、明後日はドライブ、と予定があるので、曇り空だったが、サイクリング。
 行先は松阪「はにわ館」。8時45分過ぎに家を出る。久居から、松阪IC前を左折して、はにわ館へ。
 今日は日曜、関西文化〇〇日という事で、無料だった(企画展があるので本来200円)。少額ではあるけれどラッキー、という感じ。
 さて、松阪の宝塚古墳から出土した船形埴輪は、気にはなっていたが、今回初めて見ることが出来た。長さ1.4mと大きい。船の飾りとして、前から剣、杖2本、日傘(この下に大王がいる)があり、こういうものが残っているのは唯一らしい。他の出土埴輪と共に、今年8月には、東京国博での展示を経て、里帰り、国宝に指定された。
 このような大きな埴輪を見るのは、筒形埴輪以外に記憶にない。祭祀(儀式)に使われたとも(故人の賞賛のためであろう)。松阪は伊勢湾を横断し、三河を経由、東国への拠点だったのでは?との解説。大きな船があったのだろうと・・・。
 宝塚古墳(1号)は5c初め、2号は5c中頃に造られたとか。仏教伝来は552年、寺院の建立へ力がそそがれ、埴輪は作られなくなる。
 今回、各地の埴輪も展示され、比べるのも面白い。下の写真は奈良の宮山古墳の家型埴輪。堅魚木が屋根に乗っている(神社社殿に見られる)。その下は宝塚古墳出土の家型埴輪。2階建てのようだが、高床を表現している、という。雄略天皇は、難波の豪族が屋根に堅魚木を載せて居るのが気に入らず、攻め滅ぼしたとも(自分以外には認めなかった)。
 帰りは最短の県道24号で久居まで、中勢BPで帰宅、走行85㎞。
 帰途、長岡のコンビニに入ろうとして、角度が浅く、前輪が滑って、転倒。したたかに頭、左肩、腰、左膝などを打撲。人には45度以上で進入しろなんて言っているが、横着してこければ面目丸つぶれ。ヘルメットは大事だな・・・。


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