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天気は良いが、絵の作業。描いている「フランス人形」も細部の作業となってきた。今日は「ヒトデ」と「一輪挿し」の取っ手部分の細部を描く。(写真)
人形の服の色が気に食わず、3/8の状態からオレンジ系でグレーズしたが、色が濃くなりすぎ失敗、さらに塗り直しをしたので、乾燥を待っている所。バックが暗いので、なるべく明るい色にしたかった。また、濃い緑色の縁取りも、実物は色あせて灰色ぽい。生地の裏側を見ると、しっかり濃い緑色なので、作られた当時はそうだったんだ、と。作られてから、100年ぐらいは経過していると思うので、服も色あせる。ということで、なるべく作られた当時の色にしようかとも。
また、絵を描いている時は、時々逆様にして、状態を見る。こうすると、変な所が分かるのである。人間の眼は、多少おかしい所でも頭の方で修正し、常識(これまでの知見)にあわせてくれる。
眼で見ると言うが、本当は脳で見ているのが人間。デジカメの画像処理エンジンが脳のようなもの。その脳が機械ではないのであるがまま正確に働くとは限らないのが面白い所。おかげで世の中、色んな人が色んな絵を描いている。
今後どんな風な絵を描いていくのか、というのが今の課題で悩みの種。
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