そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

優先席狩り

2005-07-30 19:06:04 | Diary
今日、上京した義母を迎えに、ヨメと東京駅まで向かったときの出来事。

新宿で中央線に乗ったところ、優先席が一人分空いていたのでヨメに座らせた。
すると、すぐ後から乗ってきたお婆さんがヨメに近づき、「あなた若いんだから席譲りなさい」みたいなことを言ってきた。
このお婆さん、ヨメが妊婦であることにすぐ気づいたようで、「ごめんなさいね、気づかなくて」と謝り、すかさず振り向く。
今度は向かい側の優先席に座っていた若い女性に同様に迫り、けっきょく席を替わらせた。

と、こういう風に書いてしまうととんでもない婆さんのように聞こえるかもしれないが、実際にはそれほど嫌な感じはしなかった。
最近では優先席なんてほとんど有名無実化してしまっている。若いヤツでもまったくお構い無しに優先席に座り、老人が乗ってきても気づかないフリや寝たフリしてるケースが目に付く。
いや、気づかないフリするくらいならまだマシなのかもしれない。
席を譲るなんて発想、ハナっから無いんじゃないかと思わずにはいられないケースも多い。
一方で、そんな光景を目にしても口に出して注意できる人間は(自分も含めて)少ない。
そう考えると、このお婆さんのようにハッキリものを言える人が必要なのかもね、とヨメと話し合ったのであった。

まあでもこの婆さん、けっこう強烈だったけど
コメント
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