そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

2005年に観た映画ベストテン

2006-01-12 23:04:24 | Diary
2006年に入って早や12日も経ってしまったが、2005年に劇場で観た映画のベストテンなど挙げてみようかと思う。
といっても、去年映画館で観た映画は17本のみ。
例年20~30本くらいは観てたので、ずいぶんと減ってしまった。
しかも、うち3本は旧作の再上映(「街の灯」「モダン・タイムス」「風と共に去りぬ」)だったので、対象は14本。
ここから10本も選んでしまうのもなんなのだが、厳選して観に行ってるだけに去年はアタリの作品が多かったので、まあ良しとしよう。

10位 オペラ座の怪人
シャンデリアとともにオペラ座にかつての輝きが戻るオープニングの演出が最高。

9位 アビエイター
良くも悪くもハリウッド製大作伝記映画らしい映画。スコセッシとディカプリオの気迫は伝わる。

8位 シンデレラマン
ボクシングシーンのクオリティは今まで観た映画の中でも最高。助演のポール・ジアマッティが良い。

7位 スターウォーズ エピソード3 シスの復讐
偉大なる予定調和。30年に亘るメヴィウスの輪が一つに繋がるカタルシス。

6位 エターナル・サンシャイン
いつもながら凝りに凝ったチャーリー・カウフマン脚本が、幸せな余韻を残す。

5位 宇宙戦争
前半のパニック演出には、さすがスピルバーグと思わされる。結末はショボイが。

4位 トニー滝谷
不思議な感覚の映像詩。理屈じゃなく感性で共感できた。ずっとこの世界に浸っていたいと思わされた。

3位 サイドウェイ
カリフォルニア・ワインの芳醇な香りが匂い立つ作品。気楽な姿勢で心地よく笑える大人のコメディ。

2位 キング・コング
3時間たっぷり、お腹イッパイになるほどの完成度。'33年版オリジナルよりもわかりやすくなった分、神秘性は失われたが。これはこれで良し。

1位 ミリオンダラー・ベイビー
断トツ。イーストウッドによる相変わらずの厳しい演出。静謐な映像。冷徹で壮絶な脚本。素晴らしすぎる。


以上。
今年は映画館行く機会、さらに減っちゃうだろうなぁ…
コメント (1)
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