そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

昨日のサウジアラビア戦

2007-07-26 22:32:35 | Sports
オシムジャパン、守備陣崩壊で最多失点負け…アジア杯3連覇逃す(サンケイスポーツ) - goo ニュース

昨日の対サウジアラビア敗戦についてはいろいろと分析と論評がされてますが、自分が受けた印象を少々。

「事実上の決勝戦」などと言われた準々決勝で、宿敵オーストラリアに勝利(と言っても120分では”引き分け”だけど)してワールドカップでの怨念を晴らしたことで、なんとなくもう優勝は確実、みたいな根拠なき楽観論が漂っていたような気はします。
もちろん選手たちにはそんな緩みはなかったと信じてますが、コンディショニング面でのアドバンテージ(日本はハノイに留まったまま中3日なのに対してサウジは長距離移動ありの中2日)もあって、どこか油断はあったのかもしれません。

試合内容はオシムや選手たちが言うように両チームに力の差は感じられなかったけど、とにかく「後手後手」の一言。
得点経過もそうだけど、攻めでも守りでも日本の選手の出足が一歩遅れ、ことごとく局面での勝負には敗れていたような。

それと、これもいろんなところで言われてるけど、選手層の薄さ。
途中から出てくる佐藤寿、羽生、矢野、水野あたりだと、”切り札”と言うほどのインパクトがなく、三都主とか家長とか、はたまた田中達とか松井とか大久保とか、個で勝負できる持ち駒が無いとな…と感じてしまう。

まあでも、ここで負けたからと言ってそれほど悲観することもないとは思う(世界は遠いな、というのは正直なところだけど)し、だからこそオシム責任論みたいなのもあんまり聞こえてこないのでしょう。

さて、次は三位決定戦で図らずも日韓対決。
韓国も欧州組抜きの飛車角落ち、日本も疲労の溜まった主力組を休ませるとのことなので、わりかし気楽に見られそう。
好ゲームを期待します。
コメント
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