実用書、ビジネス書の類いはあまり読まないのですが、先日受けた講習で参考図書として配布されたので一通り読んでみました。
4P、3C、SWOT分析など、基本的な概念を部分的に聞きかじってはいるものの、マーケティングを体系的に学んだことのない自分のような読者が、マーケティングという営みの全体像を掴むには適した本ではないかと思います。
体系的な「理論」と、ツール・フレームワークといった「実践」、そして「実例」がバランスよく配されている印象です。
逆に、焦点が絞り切れておらず何が一番の肝なのかわかりにくい、とも言えるかもしれません。
まあでも焦点なんて、読む人間が各々読み取ればよいことで、個人的には、マーケティングとは1つのヒット商品を生み出すことではなく、継続的に市場から選ばれ続けるような仕掛けづくりの連鎖である、というメッセージが印象に残りました。
著者の文体はちょっと癖があって、やや鬱陶しい感じです。
4P、3C、SWOT分析など、基本的な概念を部分的に聞きかじってはいるものの、マーケティングを体系的に学んだことのない自分のような読者が、マーケティングという営みの全体像を掴むには適した本ではないかと思います。
体系的な「理論」と、ツール・フレームワークといった「実践」、そして「実例」がバランスよく配されている印象です。
逆に、焦点が絞り切れておらず何が一番の肝なのかわかりにくい、とも言えるかもしれません。
まあでも焦点なんて、読む人間が各々読み取ればよいことで、個人的には、マーケティングとは1つのヒット商品を生み出すことではなく、継続的に市場から選ばれ続けるような仕掛けづくりの連鎖である、というメッセージが印象に残りました。
著者の文体はちょっと癖があって、やや鬱陶しい感じです。
マーケティング戦略策定シナリオ―コンセプトは「市場志向」「統合志向」「利益志向」 (かんきビジネス道場) | |
野口 吉昭 | |
かんき出版 |