そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

大善戦の中に見えた決定的な差

2007-12-13 22:56:38 | Sports
ミラン決勝進出、浦和に1―0…セードルフが決勝ゴール(読売新聞) - goo ニュース

スコアも内容も立派な大善戦、しかしながら明らかに感じた決定的な力の差…といったところでしょうか。
さっきNHKニュースでは「カカの華麗な個人技にレッズ守備陣が翻弄され…」てなことを言っていたけど、確かに1、2度翻弄されたような場面はあったとはいえ全体的にはきっちりと抑えていたはず。
失点の場面もカカの個人技にやられたというよりは、早いリスタートに守備陣の集中力が一瞬途絶えてしまった、というふうに見えました。

むしろ問題だったのは、せっかくチェイシングやインターセプトでボールを奪っても、そこからなかなか効果的に前線につなぐことができなかった点。
シュートはけっこう打ってたけど遠目からのものが多くて、ペナルティエリア内での決定的なチャンスは数えるほど。
ま、ミラン側にもさして決定的なチャンスは与えていなかったけど。

やっぱりこれって、味方がボールを奪ってからの一歩目のスピードだとか、蹴る・止めるといった基本的な技術だとか、そういう細かいところの少しの差が圧倒的なボールポゼッションの違いとして現れている、ということなんでしょうか。
それと、ワシントン・永井の2トップが止まったままボールを受けようとする場面が目立っていたのがちょっと気になった…

カカもピルロもセードルフもけっして怪物ではなく、やるべきことをしっかりやれば抑えることができる、ということが実感として分かっただけでも大収穫だとは思います。
あとはそこからいかに攻め、点を取るか、ということですな。

それにしてもいつもながら日テレの実況は酷かった。
ACミランマンセーで。
どっちの味方だよ。

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