そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

記録的な大雪

2006-01-07 13:42:52 | Diary
日本海側で連日の大雪…死者60人、重軽傷1138人 (読売新聞) - goo ニュース

「記録的な大雪」という言葉を今冬は何回聞いたことだろう。
今日からの三連休、ヨメが里帰りしてる新潟で過ごす予定だったが、今日も大雪、上越新幹線にも遅れが出てるということで、予定変更して明日行くことにした。
明日もどうだかわからないけど…

気象庁によれば今月中旬以降は寒気も幾分弱まるということだが。
ヨメが産気づいたときに大雪、というのだけはカンベンしてほしいな。。
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史上稀にみる・・・

2006-01-03 14:27:44 | Sports
亜大、初の総合優勝…箱根駅伝 (読売新聞) - goo ニュース

大混戦だった。
おかげで他の用事を済ませつつ、今日も最後まで観てしまったよ。

駒大は復路に有力選手を残してる・・・って言うもんだから、往路1位の時点でさっさと首位奪取して独走するのかと思ってたら・・・
6・7区が伸びず、逆に順天堂大が独走ムード。
かと思えば順大8区のランナーが脱水症状でフラフラに。
逆転した駒大が今度こそ独走かと思えば、まさかの亜大が。
観てる方にすれば面白いレースだった。

順大の彼は救急車で運ばれたらしいが、大丈夫だったんだろうか。
実況も解説者も「個人競技だったらとっくに止めている状況」と言っていたが、まさにその通り。
万一何かあったら誰が責任取るんだ・・・とか考えてしまうが、走ってる本人にしてみれば「死んだ方がマシ」くらいの思いなんだろうから、なかなか難しいところ。

繰り上げスタートも無かったし、10位のシード争いあたりでも1位とは6~7分差くらいだったし、戦力が均衡化しているのは確か。
有力校に強い選手が集まる傾向が弱まったということなのか。
ケニア人留学生を除けば、ケタ外れに速い選手というのが昔に比べていなくなったような気もする。
日本の男子長距離界の長期低迷とも関係あるのかな。
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「関東大震災」 吉村 昭

2006-01-03 14:12:42 | Books
関東大震災

文藝春秋

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吉村昭が関東大震災を描いたルポルタージュ。

構成は大きく前後半に別れる。
前半は、地震による損害を克明に描く。
関東大震災では地震による圧死などの直接の被害者よりも、地震に続いて発生した火災による死傷者の方が圧倒的に多かったというのはよく知られた話。
この本でも、本所・浅草などの下町地域での猛火による被害状況が、数少ない生存者の証言を交えながら描かれる。
特に3万8千人もの死者が出たという、本所・陸軍被服廠跡(現・横網公園/東京都慰霊堂)における業火被害の描写はまさに地獄の様。
自分には認識が無かったのだが、この甚大な被害をもたらした大きな原因の一つは火災により勢いを増した大旋風だった。
猛烈な上昇気流による旋風が、折からの前線通過の影響も受けて異常な規模となって避難した人々を襲ったという。
人々が、大旋風に巻き上げられ至る所に叩きつけられ、猛火に焼き尽くされる様子は筆舌に尽くしがたく、もし自分の家族や友人のこんな姿を見ることになったら・・・と恐ろしい想像をしてしまう。

後半は、震災避難者の間に発生した異常な流言、そして震災の混乱に乗じて発生した大杉栄事件について語られる。
朝鮮人襲来の流言により発生した残酷な事件の数々について繰り返し繰り返し事実が書き込まれているが、その信じ難い愚かしさにはウンザリして読むのを止めたくなるほど。
集団心理の恐ろしさと言ってしまえばそれで終りになってしまうが、やはり情報不足というのも大きな一因となっていたんだと思う。
非常時はもちろん通常から正確で理性的な情報を行き渡らせることが社会にとってすごく重要なことなんだと改めて思った。

阪神大震災や中越地震の被害をニュース映像で目の当たりにし、去年は首都圏でも大き目の地震があったりした。
一方でマンションやホテルの耐震強度偽装問題で大騒ぎになった。
それでも、いざ大地震が起こるまで、真剣になって備えを行なわないのが人の常。
関東大震災の教訓から学ぶところは大きく、一読の価値はある。

関東大震災でも、地盤の強固な武蔵野台地の方面での被害はかなり少なかったという。
取りあえずは、地盤だとか、避難や消防の通行を妨げる狭い道に面していないことだとか、住む場所って重要だなと思いを新たにした。
もちろん自宅にいるときに地震が起こるとは限らないのだけれど・・・
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「岬」 中上健次

2006-01-03 14:10:36 | Books
年末に読んだ本の感想を。
まずは中上健次の短編集「岬」(文春文庫)。

中上健次の小説は、かなり以前に「十九歳の地図」を読んで以来。
当時はまだ若かったからか、強烈なコンプレックスが滲み出てくるかのような世界が肌に合わなかった記憶がある。
今回は自分も歳をとったからか、このドロドロした中上ワールドを正面から受け止めることができた気がする。

表題作の「岬」は芥川賞受賞作。
小説に描かれる世界を漢字一文字で表わすなら「地」そして「血」か。
海と山に囲まれた土着的な南紀の町では、血も濃く渦を巻き、その濃い血は次の生命へと受け継がれていく。
人間は親を選ぶことができない。
受け継いだ血はしがらみとなり、誘われるままに運命を辿っていくしかない。
その強烈なイメージがびんびん伝わってくる。

「火宅」も「岬」と設定を同じくする作品。
この他、都会での底辺生活の匂いを想起させる「黄金比の朝」、「性」と「命」の関係を生々しく捉えた「浄徳寺ツアー」の4編。
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近藤貞雄氏逝去

2006-01-02 22:21:33 | Sports
近藤貞雄氏が死去 中日監督でリーグ優勝 (共同通信) - goo ニュース

日本球界でいち早く”投手分業制”を提唱した人。
大洋ホエールズ監督時代、”スーパーカートリオ”と銘打って1~3番に高木豊・加藤博・屋敷を並べたり、内野のレギュラー選手のポジションを線対称に総入れ替えしたり、話題づくりが巧かった。
解説者時代の語り口も含めて、モダンでダンディーなおじいさんというイメージが強い。
仰木さんに続いて個性的な名将がまた逝かれてしまいました。
合掌。
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氷雨降る箱根路

2006-01-02 14:48:27 | Sports
箱根駅伝、順大が17年ぶり往路優勝 (読売新聞) - goo ニュース

毎年「こんな長い時間観てたらキリがないよ」と思うのだが、結局観てしまう箱根駅伝。
”エース”と謳われる選手でも、ちょっとした体調不良やアクシデントがあればたちまちレース展開が変わってくる。
だからこそ目が離せなくなっちゃう。

今年は箱根の山登りが近づくにつれ冷たい雨が降り出した。
氷雨の中、急勾配を駆け上るなんて・・・自分だったら500mで戦意喪失するに違いない。

明日の往路は駒大独走の予感・・・でもやっぱり観ちゃうかな?

ふと気づけば東京にも久しぶりの雨が。
駅伝終わったら初詣行こうかと思ってたけど、明日に先送りすることにしよう(ヘタレ)。
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書初め

2006-01-01 23:30:23 | Diary
このブログの更新を継続しながら、新しい年を迎えることができた。
今年も世の中では、良いことも悪いことも含めいろんなことが起こるだろう。
そんな出来事の数々から感じたことを、何とか言葉にしながら今年も更新し続けていければと思う。

個人的には、子供の誕生が間近に迫った。
ヨメさんはすでに出産準備のため里帰りし、しばらくは一人身生活が続く。
子供が無事生まれヨメさんといっしょに戻ってきたら怒涛の生活が始まるんだろうなあ。
そうなったらブログの更新どころじゃなくなっちゃうかもしれないけど、無理しない程度に続けていこう。
コメント (2)
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