そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

夏の騒音被害

2010-08-07 23:23:35 | Diary
いやはや呆れるほどに暑い日が続いていますが、ここ数日は窓を開けていると涼しい風が通って意外とエアコン無しでも凌げる感じであります。
外出すると日射が強烈ですがね。

うちのベランダはちょっとした緑地に面しているんですが、この季節になるとセミの鳴き声が凄いんですよね。
特に、早朝から午前中にかけて、「シーシーシーシー」ってバカでかい声で鳴いてるヤツがいて、けっこう堪らん。
あれはどうやら「クマゼミ」らしいです。

ウィキペディアで調べてみると、クマゼミはもともと九州などの温暖な地域に生息していたセミで、関東で鳴き声が聞こえるようになったのはごくごく最近のことだとか。
生息地域が拡大しているのは温暖化が原因かというとそうとも言い切れず、鹿児島や京都ではむしろ減っていたりして、謎が多いセミのようです。

まあなんでもいいけど、あの大声、勘弁してほしいわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「マーケティング戦略策定シナリオ」 野口吉昭

2010-08-05 23:45:02 | Books
実用書、ビジネス書の類いはあまり読まないのですが、先日受けた講習で参考図書として配布されたので一通り読んでみました。

4P、3C、SWOT分析など、基本的な概念を部分的に聞きかじってはいるものの、マーケティングを体系的に学んだことのない自分のような読者が、マーケティングという営みの全体像を掴むには適した本ではないかと思います。
体系的な「理論」と、ツール・フレームワークといった「実践」、そして「実例」がバランスよく配されている印象です。
逆に、焦点が絞り切れておらず何が一番の肝なのかわかりにくい、とも言えるかもしれません。

まあでも焦点なんて、読む人間が各々読み取ればよいことで、個人的には、マーケティングとは1つのヒット商品を生み出すことではなく、継続的に市場から選ばれ続けるような仕掛けづくりの連鎖である、というメッセージが印象に残りました。

著者の文体はちょっと癖があって、やや鬱陶しい感じです。

マーケティング戦略策定シナリオ―コンセプトは「市場志向」「統合志向」「利益志向」 (かんきビジネス道場)
野口 吉昭
かんき出版
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特異データは疑ってみろ、と

2010-08-04 21:01:38 | Society
死亡届が頼りだが…高齢者不明、地域・家族の希薄さ映す(朝日新聞) - goo ニュース

こういうニュースがあるとすぐ地域・家族の希薄さだの日本人の道徳の劣化だのって話になりますが、単純に行政上のテクニカルな問題ではないかと。
次から次へと…みたいな捉え方をされてるけど、1億2000万人を母数にとればごくごく一部ですし。

100歳以上なんて、それだけで「特異データ」なので、鵜呑みにせずちっとは疑ってみろという教訓ですかね。
でも、「寝たきり」だとか言われちゃえば家に押し入って確認するわけにもいかず、実際にはなかなか難しそうですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする