正月と言えば餅、餅の起源については先日(12/30)ご紹介しました。
最近では手間をかけて餅つきをしなくても、スーパーに行けばパック餅が手軽に購入できます。
しかし自宅でついた杵餅は粘りがあって美味しいですが、同じ杵つき餅でもパック餅はつきたてのような「コシ」と「のび」がありません。
パック餅がつきたての杵餅のように美味しく再現されたらいいですよね。
そこで、今日は1ヶ月ほど前のNHKの番組で、パック入り餅をつきたての餅に再現する方法を放映していたのでご紹介します。
餅の食感に影響を与える大事な要素は水と空気だそうです。どちらも多すぎると「コシ」がなくなり、少なすぎると「のび」が悪くなるそうです。
パック餅は杵でついた餅を冷却しているのですが、その過程で、つきたての「水」と「空気」がしっかり閉じ込められているそうです。
したがって、このパック餅をつきたての餅に戻すには、「水」と「空気」をキープして過熱することだと言うものです。
そこで番組では再現方法を次のように紹介していました。
1.フライパンに薄く油をひき、強火で約1分間予熱します。
2.フライパンに、熱する方の面だけ水をつけた餅と、80℃以上の湯大さじ1を入れて、すぐふたをします。
3.30秒加熱して火を消します。
4.予熱7分で出来上がりです。
この時水蒸気を充満させているので、ふたを途中で開けないことです。
なお、使用するパック餅は、原材料名に「もち米」と記載されているものを使用してください。
以上、(NHK「ためしてガッテン」より)
この方法でつきたての美味しい餅が再現できるようです。
一度ためしてみてはいかがでしょうか?