らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

窓越しの「バードウォッチング」

2010-01-18 | 趣味
毎年、晩秋から春先にかけて、我が家の庭にメジロのつがいがやって来ます。
今日はその「メジロ」についてご紹介します。

花の少ない冬場に飛来するこのメジロは、庭に咲いているチロリアンランプの花の蜜を求めて殆ど毎日、しかも一日に数回姿を見せてくれます。
蜜を啄(ついば)む様はとても愛らしく、居ながらにして「バードウォッチング」が楽しめ、毎日の飛来を楽しみにしているところです。

・二股の枝に止まってこちらを見ているメジロです。


「メジロ(目白)」はスズメ目、メジロ科の鳥で全長12cm前後、スズメよりもやや小さめです。
分布は日本や中国などの東アジアから東南アジアまでの広範囲にわたって生息する留鳥です。
留鳥は年間を通して同じ場所に生息することから、毎年我が家に飛来するこのつがいメジロは同じ鳥かも分かりません。

・つがいのメジロです。一羽はレモンの斜め下のフェンスに、もう一羽は白いポールと木の枝の間にとまっていますが葉に隠れて白い胴だけ見えています。


メジロは緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、雌雄同色で、名前の由来となっている目の周りの白い輪が特徴の野鳥です。
この目の周りの白い輪は英名の謂れにもなっているようであり、英名では、「Japanese White-eye」といわれています。

メジロは梅の花にもよく飛来することからウグイスと混同されやすいようですが、ウグイスは「声は聞けども姿は見せず」とよく言われるように、警戒心が強くて藪の中からめったに出てきません。
それに比べてメジロは警戒心が緩く、観察しやすい野鳥です。

・(参考)これがウグイスです。
ファイル:Cettia diphone.jpg

メジロは蜜柑を輪切りにして木の枝に刺しておくとよく食べに来ます。
ヒヨドリと競争になりますが、体の大きいヒヨドリが先に見つけると全部食べてしまいます。
現在、我が家からの「窓越しのバードウォッチング」でみられる野鳥はメジロ、ヒヨドリ、スズメくらいです。

・木の横にメジロの顔が見えます。


参考までに、メジロは和歌山県と大分県の県鳥に指定されているそうです。
大阪府の府鳥は「モズ」です。