らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「春の全国火災予防運動」と「消防記念日」

2010-03-08 | 時事
3月1日から昨日の3月7日まで行われた「春の全国火災予防運動」が終わりました。
今年の「春の全国火災予防運動」は、「住宅火災、命を守る7つのポイント」と「全国統一防火標語」のもとに行われたようです。
そして、この運動の最終日である昨日(3月7日)は「消防記念日」でもありました。

そこで、今日は「春の全国火災予防運動」のポイントと「消防記念日」について調べました。

「春の全国火災予防運動」では、次の「命を守る7つのポイント(3つの習慣・4つの対策)を呼びかけて運動を実施しました。
・「3つの習慣」
 1.寝たばこは絶対やめる。
 2.ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用する。
 3.ガスコンロなどの傍を離れるときは必ず火を消す。

・「4つの対策」
 1.逃げ遅れを防ぐために住宅用火災警報器を設置する。
 2.寝具、衣類およびカーテンからの火災を防ぐために防炎品を使用する。
 3.火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器などを設置する。
 4.お年寄りや身体の不自由な人を守るために隣近所の協力体制をつくる。

・「全国統一防火標語」
   「消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子」

・「わが町、大阪府熊取町の防火標語」
   「始末しろ なめたらあかん 火の怖さ」 です。

毎年感じることですが、「火災予防運動」の対策や習慣のポイントには良い事が書かれています。
しかし、これらの対策を知っている人は果たして何人いるのでしょうか? 消防庁の単なるイベントとしての存在でしかないように思います。
もう少し広報活動を行い、一般市民の協力を求める運動が必要ではないでしょうか?
新聞・テレビのニュースでは、火災予防運動期間中も全国各地で火災による痛ましい焼死事故が報道されていました。
私たち市民も、防火標語の通り、火の怖さを「なめたらあきません」。 

「消防記念日」
昨日3月7日の「春の全国火災予防運動」の最終日は「消防記念日」でもあります。

「消防記念日」とは、昭和23年(1948年)3月7日に消防組織法が施行されたのを記念して、同法施行2周年を迎えた1950年(昭和25年)2月9日に、消防に関する
理解と認識を深めるために、国家消防庁(現・総務省消防庁)により制定されたものです。
「消防記念日」には消防庁において式典が開催されると共に、消防活動に貢献のあった人に対して感謝状の贈呈などが行われるようです。

消防組織法によれば、各自治体は消防本部、消防署、消防団の少なくとも各一つを設置しなければならないことになっているようです。
現在、全国には消防本部、消防署所属の消防署員が約12万人、消防団員が約100万人いるといわれています。

火災予防は「春の全国火災予防運動」期間中だけではありません。
身の回りの火気の使用状況などを再確認して、火災に対する注意は毎日怠ることなく行いましょう。