らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「クリスマスローズ」の花

2010-03-11 | 
先週の4月・5月を思わせるような暖かさから今週は冬に逆戻りしたような寒さとなり、昨日は全国各地で3月としては異例の大雪を記録したようです。
ご近所には、寒暖にかかわらず毎日1時間以上散歩しているKさんがおられます。
お話を聞くと”体調が非常に良く、健康になった”とのこと。
私たち夫婦もKさんを見習い、先日、いつもの散歩コースに行ってきました。

いつもの散歩コースと言えば長池公園ですが、そこで「クリスマスローズ」の花が咲いているのを見つけましたので、今日は熊取・長池公園に咲いていた「クリスマスローズ」の花をご紹介します。

・下を向いて咲き乱れているピンクの「クリスマスローズ」の花です。


「クリスマスローズ」は、学名をヘレボルス(Helleborus)と言い、キンポウゲ科、クリスマスローズ属の多年草です。
原産地はヨーロッパから西アジアといわれ、多くの園芸品種があるようです。
クリスマスローズの名前の由来は、クリスマスの時期に咲くバラに似た花と言うことから付けられたといわれています。

・ピンクが美しい「クリスマスローズ」です。 


本来、「クリスマスローズ」は名前の由来となっている、12月のクリスマスの頃に咲く原種の「ヘレボルス・ニゲル」だけを指して呼びますが、2~3月に咲く「レンテンローズ」と呼ばれているオリエンタリスという品種も含めて、一般的に「クリスマスローズ」の名前で呼ばれています。

・下を向いているので持ち上げて花の内部を撮影しました。


日本では、「クリスマスローズ」の名前で栽培されているものには数種類あるようです。
その内、広く普及しているものは、2月~3月頃に花を咲かせる「オリエンタリス(和名ハルサキ(春咲き))」と呼ばれている品種のようです。

・白色の清楚な感じの花の「クリスマスローズ」です。


花色はピンク、緑色、赤、紫、黄色、白色と豊富にあり、草丈は30㎝~40cm、花茎の先に広い鐘形の花をうつむき気味に咲かせます。

・白色の「クリスマスローズ」の花です。持ち上げて花の内部を撮影しました。


早春の花の少ない時期に咲く色鮮やかな「クリスマスローズ」の花はひと際目を引き、散歩の人を思わず立ち止まらせる存在感のある花です。

「花言葉」は、 「慰め」{追憶」「私を忘れないで」