らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ルームランナー(トレッドミル)

2013-08-09 | 雑学

毎日健康ジョギングをしている人が多いと思いますが、今年の夏は猛暑が続いているので熱中症には十分注意していただきたいと思います。
夏の日中や寒い冬には冷房の利いた体育館に行ってランニングマシーンを利用するのもいいのではないでしょうか?

近年の健康意識の高まりから家庭用のランニングマシーンであるルームランナーが普及しているようですが、今日はこの由来について調べました。

今では一般的なこのルームランナーは、元々、刑罰のためできた器具だそうです。
ルームランナーは、英語ではふつう treadmill (トレッドミル)と呼ばれています。
言葉の成り立ちは、windmill=風車、watermill=水車と同じで、踏む(tread)製粉機(mill)のことです。
もともとは水車を人が踏んで、これを動力にして製粉したり、ポンプにして水をくみ上げたりしていたものですが、1817年、イギリスのウィリアム・カビットが、刑務所に収監されている囚人がだらけないように、勤勉の心を得るようになど、犯罪者の矯正のためにトレッドミルを導入し、その副産物として小麦をひいたと言うことです。

その後、1954年にワシントン大学のロバート・ブルースとウェイン・クイントンが心臓や肺の疾患を診断するための医療用のトレッドミルを開発し、更に、1968年にはケネス・クーパーの無酸素運動(アエロビクス)理論がトレッドミルや自転車こぎの普及に貢献して、この年にAerobics社が家庭用のトレッドミルを作ったとのことです。