らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

鳥居

2013-08-11 | 雑学

連日、うだるような猛暑日が続いています。
このような時には神社などがある森に行くと涼しくていいですよね。
木立の中でそよ風に吹かれながら、蝉の鳴き声を聞いていると涼しい夏が実感できるのではないでしょうか。
さて、今日は神社にある鳥居と鳥の関係を調べました。

鳥居は、"鳥が居る"と書くので、鳥と何らかの関係があるはずですよね。
調べてみると、鳥居は鶏の止まり木をシンボル化したものと言われているようです。

昔、悪霊は夜にやってきて夜明けとともに去っていくといわれていました。
そのため、明け方に鳴く鶏が悪霊を追い払っていると信じられるようになり、その鶏の止まり木として鳥居を立てたと言われています。

・『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部としてユネスコの世界遺産に登録されている丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」の外鳥居です。


他の有力な説として、五十鈴神社HPによると、「アマテラス」が天の岩戸にお隠れになった際、「オモイカネ」が「アマテラス」を岩戸の外に出す策を考えました。
その中で真っ先に手配したのが「長鳴鳥(ながなきどり:鶏)」、天の岩戸の外に「長鳴鳥」の止まり木を作り、ありったけの「長鳴鳥」を集めて鳴かせたとあります。
天の岩戸を神様のお鎮まりになるところと考え、その手前の止まり木、鳥が止まる木、鳥が居る木…鳥居…が鳥居の由来と考える説があるようです。

いずれにしても鶏の止まり木が鳥居の由来のようです。