ウスバカゲロウは、アミメカゲロウ目(脈翅目)ウスバカゲロウ科の昆虫です。外見はトンボに少し似ていますが、飛び方は上手くなくヒラヒラと飛びます。成虫はあまり知られていませんが、幼虫は「蟻地獄」としてよく知られています。軒下など風雨のかからない砂地の場所に、すり鉢状のくぼみの巣を作り、その底に潜んで落ちてくるアリなどの昆虫の体液を吸います。
昆虫少年だった作家の北杜夫は、その軽妙洒脱なエッセイ「どくとるマンボウ昆虫記」の中で、ウスバカゲロウ(薄羽蜉蝣)に薄馬鹿下郎の字を当てています。
《ウスバカゲロウ 2010/08/21》
《蟻地獄(ウスバカゲロウの幼虫の巣) 2010/08/06》
《ウスバカゲロウの幼虫 2010/08/06》
※ 頼成の森のイベント
夏休みキッズ広場に集合
『自然体験の広場』 7月21日~8月30日の土日(8月15、16日は除く。)
『自然観察等の相談広場』 7月21日(月)~8月30日(月)
『キノコ狩と観察会』 10月17日(日)
(3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。)
http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html
※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。
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(HK記)