4月3日の暴風で倒れた杉は、車道→遊歩道 と順に片づけてきました。
今、お手植え杉の周辺の林内整理に取り掛かっています。
頼成の森には、立山杉、増山杉、ぼか杉が植えられており、程度の差はあれ、いずれも
暴風被害から免れることはできませんでした。
これは、年輪を見ることのできる絶好の機会でもあります。
増山杉で、根元径は20センチほどです。
ぼか杉で 、根元径は40センチ強。
立山杉で、根元径30センチ弱
成長スピードは、ぼか杉>立山杉>増山杉の順で、一般に知られているとおりの結果と
なりました。
同じ所に植えて、成長スピードが倍以上違うと、本数の密度管理は中々難しい。
それぞれの樹高成長に応じたスペースを割り当てなければ今回の暴風などで倒れて
しまう。
その点、広葉樹林は、自然淘汰に任せてあるので気楽ではあります。