頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

春の紅葉?

2022年05月13日 | 紅葉
昨日パソコンのストライキにより投稿できなかったことは、先程本日1本目の投稿でお知らせしたところですが、第2弾をお届けします。

よって、昨日12日の晴れた天気のもと写したものです。

入口より約300mにある第1駐車場の東側にはノムラカエデが植栽されています。庭木、公園樹として利用されますが、園芸品種なのでいろいろ個体差があるようです。
葉が濃い紫色なので濃紫→ノウムラが転じノムラカエデともいわれます。

この並木の下を通った時、「あ、紅葉みたいだ」と思いました。

まず、離れてみると
紅葉っちゃ紅葉だけどノムラカエデじゃん、といった感じです。

いざ、10歩前へ
ちょっと上の方の葉が、黄色っぽくも見えます。

さらに、10歩前へ
表の紫の世界と、裏の色彩がずいぶん違うのがわかると思います。

それでは、春の紅葉をお楽しみください。



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ハルゼミ鳴く

2022年05月13日 | 紅葉
昨日、パソコンの動きが異常に遅く、投稿できませんでしたので、本日回しになりました。機械が機嫌を損ねるとお手上げです。

昨日12日の記録です。
10時ごろ森林科学館の周辺でセミが鳴き始めました。
「ジージー」、「ギーギー」といった調子であまりいい声ではありません。
正体はハルゼミ、ほとんどマツ林に特化して生息するセミだそうで、そういえば科学館前に何本かあるマツの方から聞こえてました。
ググると、鳴くピークは午前10時~午後2時だそうでかなり時間に几帳面です。
エゾハルゼミの声と随分違います。

ハルゼミの声を背に、枯損木とタケの調査に山に入った時、出会った生き物を紹介します。

最初に登場したのがオサムシ系の虫、図鑑で調べるとおそらくオオオサムシ

何を咥えているか目を凝らしましたがわかりませんでした。
ちなみに、天才漫画家の手塚治虫氏の本名は治だけど、昆虫少年だったのでオサムシにあやかり治虫としたとか。
オサムシ科にはハンミョウなどが含まれ、金属色の美しい種もあり世界各地に収集家がいるようです。

次の登場、ヤマトシロアリ
マツの切株の中にコロニーがあるようです。
家のそばで見るとぞっとしますが、自然界では分解者としての役割が。
ヤマトシロアリの生態を知るためにネットで検索すると、シロアリ駆除の広告ばかりが目立ちます。
この時期、羽アリとなり新天地開拓、結婚飛行の準備中です。

次は、シロシタホタルガの幼虫
タンナサワフタギの葉を食べています。

ハイノキ科のサワフタギなどが食餌植物です。
アゲハ類がミカン科の植物とか、ギフチョウがカンアオイとか、チョウが特定の植物を見分けるのは、ものの本によると足の先に感覚毛がありここで匂い・味をしらべているそうです。
4月から初ブログを体験中ですが、ブログをやると勉強になるなー。

次、ヤマアカガエル・・・と思う。


最後に、頼成の森に入ってすぐのところにあるケナシヤブデマリ、宴たけなわだったのでついパチリ。
八が峰のこみちの谷沿いにも咲いてます。


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