昨日、パソコンの動きが異常に遅く、投稿できませんでしたので、本日回しになりました。機械が機嫌を損ねるとお手上げです。
昨日12日の記録です。
10時ごろ森林科学館の周辺でセミが鳴き始めました。
「ジージー」、「ギーギー」といった調子であまりいい声ではありません。
正体はハルゼミ、ほとんどマツ林に特化して生息するセミだそうで、そういえば科学館前に何本かあるマツの方から聞こえてました。
ググると、鳴くピークは午前10時~午後2時だそうでかなり時間に几帳面です。
エゾハルゼミの声と随分違います。
ハルゼミの声を背に、枯損木とタケの調査に山に入った時、出会った生き物を紹介します。
最初に登場したのがオサムシ系の虫、図鑑で調べるとおそらくオオオサムシ
何を咥えているか目を凝らしましたがわかりませんでした。
ちなみに、天才漫画家の手塚治虫氏の本名は治だけど、昆虫少年だったのでオサムシにあやかり治虫としたとか。
オサムシ科にはハンミョウなどが含まれ、金属色の美しい種もあり世界各地に収集家がいるようです。
次の登場、ヤマトシロアリ
マツの切株の中にコロニーがあるようです。
家のそばで見るとぞっとしますが、自然界では分解者としての役割が。
ヤマトシロアリの生態を知るためにネットで検索すると、シロアリ駆除の広告ばかりが目立ちます。
この時期、羽アリとなり新天地開拓、結婚飛行の準備中です。
次は、シロシタホタルガの幼虫
タンナサワフタギの葉を食べています。
ハイノキ科のサワフタギなどが食餌植物です。
アゲハ類がミカン科の植物とか、ギフチョウがカンアオイとか、チョウが特定の植物を見分けるのは、ものの本によると足の先に感覚毛がありここで匂い・味をしらべているそうです。
4月から初ブログを体験中ですが、ブログをやると勉強になるなー。
次、ヤマアカガエル・・・と思う。
最後に、頼成の森に入ってすぐのところにあるケナシヤブデマリ、宴たけなわだったのでついパチリ。
八が峰のこみちの谷沿いにも咲いてます。