山を歩いているとき、我が心身は、五感で自然を感じリラックスしたりするのでしょうが、特に香りを意識することはあまりありません。
しばらく前に、香りで立ち止まったことがありました。
そこに満開のコバノガマズミがおりました。
その時は香りというより匂いと言った方がいい玄妙な匂いでした。
昨日、山を歩いているとかなり濃厚な甘い香りがしました。
香りの層があってそこに突っ込んだような気がしました。
一体何なんだと、振り向いて見上げればそこにエゴノキの花がぶら下がっていました。
沢山のシャワーの蛇口から香気を降り注いでいるような感じでした。
昨日見た白いな花をあと2つ
ヤマボウシがところどころに咲いています。
タンナサワフタギもあちこちで咲いています。
この花に、飛来したカミキリムシが3種いました。
シラケトラカミキリ
トゲヒゲトラカミキリ
ベニカミキリ
このカミキリは伐採した竹などの節に産卵し、幼虫は竹材を食べるようです。
近くでモウソウチクの伐採整理を行ってますのでなるほどと思います。
森林科学館横の遊歩道入口にもエゴノキがあり満開です。
今朝、そこで香りのシャワーを浴びようと木の下で深呼吸をしますが、わずかにしか感じられませんでした。
香りにもタイミングがありそうです。謎です。