駐車場周辺の様子、殺風景です。
植栽されたイチョウ、ユリノキ、ケヤキ、シダレザクラは息をひそめていますが、もう少しするとこの風景も激変するでしょう。楽しみです。
駐車場の入口と出口の間に植えられたハナノキは、いち早く花が咲き始めました。
ハナノキ
カエデ科カエデ属の高木、樹高30mになる事もあるとのこと。
非常に希少な日本固有種で、長野、岐阜、愛知県境のごく限られた山間湿地に自生。
自生地は限られますが、街路樹、公園樹として植栽されるようです。
頼成の森のハナノキも公園樹として植栽されたものでしょう。
カエデは、葉っぱが「カエルの手」のようなことからついたと言われます。
しかし、ヒトツバカエデやメグスリノキ、チドリノキなどはカエデ類とは思えない葉っぱです。
まだ葉は出てませんが、ハナノキの葉も思いにくい類です。
カエデ類には、雌雄同株、雌雄異株のものがありますが、ハナノキは雌雄異株だそうです。
望遠レンズで確認すると雄花でしたので、この木は雄株です。
紅葉も綺麗なので、この早春の赤い花とあわせ、この辺で存在感を発揮しています。