平地の沿道や庭先で、春の花が賑やかになってきました。
頼成の森も、春爛漫までもう少しでしょう。
今回は、サクラに絞っての情報です。
ロータリー沿い、陽当りの良いソメイヨシノは、ほんの少し開花です。
右下では、ハナノキの花が落ちて赤絨毯ができてます。
ロータリー内側に1本植栽されたコシノカモザクラは満開です。
高岡古城公園での中央植物園の調査で、2009年に新種と判明したサクラです。
花の紅が濃いです。
芝生広場のシダレザクラ、花芽が目立ち始めました。
芝生広場脇に植えられたコシノヒガンザクラ、
キンキマメザクラとエドヒガンの雑種とのことです。
森林科学館裏のスギ林内のサクラも満開です。
暗いスギ林に銀河のように白い花、見た瞬間ハッとしました。
花が下向きに咲いているし、自生種のようなので、キンキマメザクラかなと思ってました。
ただ、木が大きすぎないかと思い、花を調べると、
花をぶら下げている柄の長さなどがヤマザクラに似ています。
唸りながら花と図鑑を交互に、目の運動をしましたが、どうもお手上げです。
中央植物園の大先生に写真を送りご教授を乞いました。
結果、写真のみによる判定ですが、
〇〇といった花や葉の特徴から、おそらく、
キンキマメザクラとヤマザクラの雑種のキンキヤママメザクラではないかとのこと。
ありがとうございました。勉強になりました。
機会をみて、他人をこの木に誘導し、さりげなく講釈を垂れようと目論んでおります。