頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

高木たちも目覚めてきました

2023年04月06日 | 紅葉
遊歩道入口のコナラが、葉を開き始めました。

駐車場周囲に植えられたイチョウ、遠目にも緑がわかります。

芝生広場横に植えられたカラマツ、可愛らしい針葉が出始めました。

トチノキも。
葉を包んでいた芽鱗に触ると接着剤のようにベトベトします。

近年、DNA解析による新たな植物分類が行われています。
トチノキ科トチノキ属のトチノキは、ムクロジ科トチノキ属とされ、
カエデ科カエデ属のカエデの仲間も、ムクロジ科カエデ属ということで、
同じムクロジ科とするのが主流のようです。

ちなみに、スギ科のスギもヒノキ科に含められ、スギ科は消滅したようです。

情報が目まぐるしく変わる時代、植物図鑑などの出版も大変そうです。

話が横道にそれましたが、
コナラなど落葉広葉樹の淡い萌黄色の新緑、葉が開き始めると刻々と変化し、あっという間に通り過ぎます。
今週末頃からの今の時期しか味わえない新緑を是非お楽しみください。




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南風吹く、サクラ舞う

2023年04月06日 | 紅葉
暖かな南風の吹く曇の朝でしたが、
近くの森では、「ツイ ツイ ピイー ツイ ツイ ピイー ツイ ツイ ピイー」
と爽やかにヤマガラが鳴いていました。

カタカナに翻訳しやすい鳴き方なので、覚えやすいです。
数少ない声がわかる鳥となりました。

裏のスギ林の林床では、モミジイチゴの花が盛りです。
バラ科の低木ですが、花がお辞儀しているのであまり目立ちません。
花下に寝っ転がっての撮影です。

芝生広場のシダレザクラは満開です。
たまに強風が吹くと花びらがハラハラと舞います。

既に散り始めていたソメイヨシノの花は、微風でもハラハラと舞っています。


道路脇に花びらが溜まっています。


自然の粋な計らいでしょうか、楚々とした一輪のスミレが咲いていました。

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