綿貫氏が新党の結成に踏み切れなかったようで、心より残念に思っております。郵貯を米国に明けわたすことの危険性を勇気をもって世論に訴え、議員バッジ喪失を覚悟で反対票を投じ、日本を救った造反派の人々が、孤立してマスコミにバッシングされる中で落選していくとしたら、私は見るにたえられません。
たとえ志帥会(亀井派)のみでも新党の結成に踏み切られることを切望いたします。一つ可能性として考えていただきたいのは、亀井派と社民党の合併です。お互い、今の状態で選挙戦を闘うのは非常に苦しいかと思います。ここは、村山政権時代を思い出して、思い切って合併されてはいかがでしょうか。そうすれば比例区での得票もかなり期待できると思います。
名前が大事です。「弱者救済党」あるいは「弱者生活党」といった党名は如何でしょうか。亀井派と社民党の共通点をあげれば、「弱者にやさしい政治」、この一点に尽きるかと思います。「弱者」というキーワードを前面に出すべきかと思うのです。
もちろん、両派が外交問題や歴史認識の問題で大きく異なるのは承知の上です。しかしながら、弱者を救うことが政治のもっとも大事な点だということに関しては、両派は共通点をもちます。ここは、大同団結すべきだと思うのです。
同じ自民党でも、例えば亀井さんと野中広務さんは、歴史認識とか外交問題では異なる価値観を有していましたが、弱者を助けるという一点で、固く同志的に結ばれていたと思います。だから亀井さんも野中さんも、村山首相を真摯に補佐できたのだと思います。
私は、政党というものは先ずは経済政策を優先にまとまるべきだと思います。歴史認識問題はとりあえず置いといてでも、経済政策で協定を結んで合併すべきと思うのです。亀井派と社民党は経済政策面では十分に共同行動が可能であり、決して野合などではないと思います。
だいたい、議員が全て同じ主張で同じことを喋るのはとてつもなく気持ちの悪いことです。それは共産党を見れば分かるとおりです。
他の政党に比べて自民党のよい点は、何といっても右から左までいろいろな人がいて多様性があることでした。いまや独裁者小泉は、多様性のあった自民党を破壊して、一枚岩で上意下達式の共産党のような政党に変えようとしているのです。
亀井派と社民党で、良い意味で多様性のある政党をつくられては如何でしょうか。
小泉=竹中は、「大きな政府」か「小さな政府」かという不毛な二項対立論争をしかけ、選挙戦を闘おうとしています。
この不毛さを笑いとばしましょう。必要なのは、「やるべきことをやり、無駄なことをしない政府」なのです。昨日の記事にも書きましたが、「小さな政府がどんな社会か知りたければフィリピンのスラムにでも行ってこい」と言ってやればよいのです。
選挙の真の争点は「弱肉強食」か「弱者救済」かです。貧乏人は死んでもいいと考えるのか、社会的弱者の生活権を確保しながら調和のとれた社会を構築するのか、これこそが選挙の真の争点です。
一般市民には分からない「小さな政府」なんて耳障りのよい言葉で(何せ日本人には未体験ですから)、人々とマスコミを騙し、政権にしがみつこうとする小泉=竹中の罠にはまって、亀井派の皆様がつぶされていくのは、あまりにも悔しいことです。
たとえ志帥会(亀井派)のみでも新党の結成に踏み切られることを切望いたします。一つ可能性として考えていただきたいのは、亀井派と社民党の合併です。お互い、今の状態で選挙戦を闘うのは非常に苦しいかと思います。ここは、村山政権時代を思い出して、思い切って合併されてはいかがでしょうか。そうすれば比例区での得票もかなり期待できると思います。
名前が大事です。「弱者救済党」あるいは「弱者生活党」といった党名は如何でしょうか。亀井派と社民党の共通点をあげれば、「弱者にやさしい政治」、この一点に尽きるかと思います。「弱者」というキーワードを前面に出すべきかと思うのです。
もちろん、両派が外交問題や歴史認識の問題で大きく異なるのは承知の上です。しかしながら、弱者を救うことが政治のもっとも大事な点だということに関しては、両派は共通点をもちます。ここは、大同団結すべきだと思うのです。
同じ自民党でも、例えば亀井さんと野中広務さんは、歴史認識とか外交問題では異なる価値観を有していましたが、弱者を助けるという一点で、固く同志的に結ばれていたと思います。だから亀井さんも野中さんも、村山首相を真摯に補佐できたのだと思います。
私は、政党というものは先ずは経済政策を優先にまとまるべきだと思います。歴史認識問題はとりあえず置いといてでも、経済政策で協定を結んで合併すべきと思うのです。亀井派と社民党は経済政策面では十分に共同行動が可能であり、決して野合などではないと思います。
だいたい、議員が全て同じ主張で同じことを喋るのはとてつもなく気持ちの悪いことです。それは共産党を見れば分かるとおりです。
他の政党に比べて自民党のよい点は、何といっても右から左までいろいろな人がいて多様性があることでした。いまや独裁者小泉は、多様性のあった自民党を破壊して、一枚岩で上意下達式の共産党のような政党に変えようとしているのです。
亀井派と社民党で、良い意味で多様性のある政党をつくられては如何でしょうか。
小泉=竹中は、「大きな政府」か「小さな政府」かという不毛な二項対立論争をしかけ、選挙戦を闘おうとしています。
この不毛さを笑いとばしましょう。必要なのは、「やるべきことをやり、無駄なことをしない政府」なのです。昨日の記事にも書きましたが、「小さな政府がどんな社会か知りたければフィリピンのスラムにでも行ってこい」と言ってやればよいのです。
選挙の真の争点は「弱肉強食」か「弱者救済」かです。貧乏人は死んでもいいと考えるのか、社会的弱者の生活権を確保しながら調和のとれた社会を構築するのか、これこそが選挙の真の争点です。
一般市民には分からない「小さな政府」なんて耳障りのよい言葉で(何せ日本人には未体験ですから)、人々とマスコミを騙し、政権にしがみつこうとする小泉=竹中の罠にはまって、亀井派の皆様がつぶされていくのは、あまりにも悔しいことです。
確かに亀井氏は小泉のように演説はうまくないし、残念ながらテレビ映りも悪いです。
小泉はたくみなワンフレーズ演説で大衆を熱狂させますが、あのヒトラーを彷彿とさせます。当時のドイツの民衆も、ワンフレーズの繰り返し演説に熱狂し、ヒトラーにドイツを託したのでした。
日本はその後を追うのでしょうか?
亀井氏は、右の市場原理主義者からは、「時代遅れの社民主義者」と批判され、左からは「利権政治家」と批判されます。
しかし考えてみてください。亀井氏は政調会長のとき、中海干拓を中止し、吉野川可動堰を凍結するなど、総額2兆円もの公共事業費を斬ったのです。
利権政治家にこんなことができるでしょうか?
小泉を見てください。問題のある公共事業など一つも止めていません。川辺川ダムすら止めることができないのです。それで予算総額だけ減らすので、生活関連の必要な事業ばかり削られて庶民を苦しめているのです。
ちなみに亀井氏が尊敬する人物は、私も好きなチェ・ゲバラです。利権まみれのチェ・ゲバラというのはあまり想像できません。
亀井氏が郵政法案を葬ったのは、自分の議員バッジを捨ててでも、郵貯を米国に売り渡してはならないと考えたからだと、私は思います。
社民党と組むことにより、亀井さんの政治姿勢(思想)がより、一般国民に分かりやすく示されることにも繋がると思います。
やはり、経済政策である程度同じグループでまとまってもらわないと、投票するほうも困ってしまいますからね。
第二、第三の政界再編で、市場原理主義者と弱者重視の社民主義者がちゃんと分かれてくれないと、ホントに投票する方は困ります。
>ちなみに亀井氏が尊敬する人物は、私も好きなチェ・ゲバラです。
これホントですか?警察官僚出身の亀井氏がそんな発言をするとは。
私はゲバラも亀井氏も好きなので(笑)、出典などを教えてくれればうれしいです。
亀井さんが自民党総裁選に立候補したときは、マスコミの取材に答えて「私が尊敬するのは、貧困に苦しむ民衆のために死を選んだチェ・ゲバラと大塩平八郎だ」と公言していました。
私の手元にある亀井さんの著書は『ニッポン劇的大改造』(扶桑社)ですが、その中でも以下のように語っています。
「私はゲバラの写真を事務所に掲げてあります。アメリカのベーカー大使が、永田町の私の事務所にやってきて、そのゲバラの写真を見て驚かれていましたが、私はゲバラを尊敬しているのです。
(中略。ゲバラのグァテマラでの活動、キューバ革
命への参加などの事績を紹介する)
そうして、(ゲバラは)自分の人生を、圧政と貧困のなかで苦しんでいる人たちの救済に捧げました。自分の人生を全部捨てて、人の痛みを少しでも和らげようとしたわけです」
自民党の機関紙の『自由民主』でも今年の3月8日号で、衣笠祥雄さんと対談して、ゲバラに対する想いを語っています。亀井さんのHPに紹介されています。
http://www.kamei-shizuka.net/media/2005/050308.html
その中では、連合赤軍事件に関して、亀井さんは以下のように語っています。
「連合赤軍メンバーの森恒夫や永田洋子なども取り調べましたが、結構いい若者なんですよ。今の若い連中みたいに、シンナー吸ってフラフラしたりとか、ガリ勉して、いい学校、いい会社に入るとか、いい彼氏、いい彼女見つけたいとか、そんな浮ついた気持ちはなかった。自分が幸せになるより、世の中をよくしたいという思いに駆られた連中でした」
私は、亀井さんが死刑制度に反対し続けるのは、獄中で心の底から改心している森被告や永田被告のような人々を殺させたくないからだと思います。
亀井さんは東大時代は、駒場寮に住んでバイトしながら学費を払った苦学生であり、自分が学生運動をしていたわけではないみたいですが、原水爆禁止運動を行った全学連の学生が退学処分を受けそうになったとき、抗議のハンガーストライキをしたそうです。ドクターストップがかかるまで、1週間もやったそうです。
私も以前は、マスコミによる「ミスター公共事業」という宣伝に騙されて、亀井さんを誤解していました。亀井さんの書いたものなど読んでみて、全くの誤解であり、自分が騙されていたのだと気付きました。