イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

ヒルマンだかヨルマンだか

2006-10-26 15:41:46 | プロ野球

日ごろ駄洒落好きなスポーツ新聞が、どこか必ずやるだろうと思っていたら、今日のローソンで新聞スタンドを見ると、やっぱり一紙ありました。

「金村 罪ほろ星(ぼし)」

プレーオフ期間を通じての出場停止、厳しかったけどこれはもう仕方がない。監督批判を通り越して、悪口雑言に近かったらしいですからね。「監督は外国人だから、(二桁勝利数の)個人記録なんかどうでもいいんだろ」に続いて「ヒルマンだかヨルマンだか知らないが、アイツのツラも見たくねえ」まで言ったとか。もうそこらのクソガキの「オマエのカアちゃん出ベソ」レベル。金村投手と言えば細おもてで、往年の演歌歌手・三善英史さんをホウフツさせるヤサ男で、いくら降板させられてブチ切れた勢いとは言えそんな暴言吐くとは想像できにくいんですがね。若干スポーツ記者の脚色入ってませんか。ヨルマンって。オヤジギャグっぽいし。

そう言えば、「反省してます」コメントが出るのがナマラ(←唐突に北海道弁)早かった記憶も。「オレ、ホントにそんなこと言ったかなぁ…どうしよう…」と半泣きの顔の方が想像しやすいし、似合ってる気がします。

ともあれ復帰先発で罪ほろ星ならぬ勝ち星がつき、チームも三連勝で日本一に王手。こういう微妙な立場での登板で、いいほうに結果が出るということは、野球の神様は彼に寛大だったんですね。序盤から、安定感あふれるというピッチングではなかったわりに決定打を浴びなかった辺り、プレイボール前のスタンドへの最敬礼が、彼自身の集中力、ベンチ、観客、報道関係といろんな意味で効いたかな?という気もします。

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終盤の3ラン

2006-10-25 16:49:33 | プロ野球

日本シリーズ第三戦。一回の表ウラに先制点→逆転劇があってからは中盤、両投手が立ち直って膠着状態に。

このままのスコアだったら、ファイターズ、勝っても不完全燃焼だろうなぁと思っていたら、やっぱり頼りになる男・稲葉選手が打ってくれました。

スワローズ時代に日本一を三度経験しているということが、こんなところにあらわれてくるのでしょうか。あのローボールは普通ホームランにならないと思うんですがよく飛びましたね。家人は「ゴルフスイングみたい」と言っていました。セギノールを抑えてよしっ!と思った矢先だけに、ピッチャーにはこたえたでしょうね。

終盤押し詰まれば詰まるほど、追加点は効きますね。しかも一発3ラン。残りあと1イニング抑えればという時点で、3-1の2点差と、6-1の5点差ではえらい違いです。

昨日の試合ではない、別の試合でですが、当時解説者だった野村・現楽天監督も「5点差あれば、“満塁ホームラン打たれてもまだ1点リードだ”と言ってピッチャーを元気づけることができる」と語っておられましたから。

それより、昨日の試合のテレビ映像。フェンスの随所に“seicomart”“アインズファーマシー”“パチンコマルハン”“ひまわりグループ”“パーラー太陽”などの超ローカルな広告。それも、各社の広告費との兼ね合い?で、デカいフェンスに微妙に字が小さい(コケ)。いや~札幌でやってる日本シリーズだなぁ、実に札幌だなぁという実感がありました。名古屋の皆さん、名古屋発祥のパチンコ、札幌ではいまや娯楽の基幹産業ですよ(か?)。

今日の第四戦は舌禍事件でプレーオフ出場停止だった金村投手が先発。昨日不発でリストバンドと、ベンチタオルの赤さだけが目立った新庄選手に、そろそろキャラの明るさだけでない“実弾”での援護を期待したいところです。

もうひとつ、先日ここでご紹介した“ブログ人のトラ場”、とりあえず今週のテーマページへのリンクだけ貼っておきます。途中経過も見られる…はずです。

http://blog.ocn.ne.jp/toraba/toraba.php?t=091

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ファイターズ敵地で初戦奪取ならず

2006-10-22 14:57:19 | プロ野球

ダルビッシュ投手、大崩れはしていないんですけどね。

もうひとつ躍動感が無かったかな。とにかく長身で腕長い、脚長い、顔小さい(←関係ない)ですから、いい時は一挙手一投足マウンド上からはみ出すような伸びやかさがあるし、内面のテンションが上がってくると吼える!叫ぶ!のに、昨夜はそんなシーンも見られませんでした。プレイボール前のベンチでの表情もテレビに映し出されてましたが、彼にしては硬くて、いつもの、いい意味でのふてぶてしさがなかったように見えました。

でも高卒プロ入り二年坊主ですからね。ジャイアンツの桑田投手も二年目の87年に開花してシーズン15勝挙げ、日本シリーズでも投手陣の軸を期待されましたが、シーズン中のいい面がサッパリ出ず一勝もできなかった。シリーズには独特の重圧があるんでしょう。

しかし、第一戦の先発投手というのは、シリーズがもつれて六戦、七戦まで行ったときもう一度出番があるという、非常に信頼度が高くなければ任されない立場でもあります。

できれば今シリーズ中に、捲土重来の機会が回ってくるといいですね。来年以降のこともあるし、日本シリーズとは相性が悪いんだ…みたいな感触を持ち越して欲しくない。

で、今夜はプロ一年坊主、もとい実力ルーキーの八木投手が先発の見込み。

シーズン中にはダル君にユニフォームを貸して勝ち星挙げられちゃったこともある八木投手ですが、なんとなく打線の援護に恵まれないことが多いのが気がかりです。第二戦は主力打者の連打、長打爆発を期待しましょう。

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