秋篠宮長女眞子さまの婚約予定者=小室圭さんに関する情報、とかくの論評は相変わらずふつふつ飛び交っているようです。
ご本人は海の向こうでロースクール缶詰め状態で受験準備中だし、金銭トラブルなるものの当事者たる小室ママさんも雲隠れ状態では新たな燃料の投下もないはずなのですが、ご本人からのコメント文書媒体送りつけに続いて、どちらかの代理人弁護士を名乗る人物(ご本人が国際弁護士を目指しているのに、“国産”の弁護士を別途依頼しなきゃならないってのも間抜けではある)が、顔出し肉声は無しの条件で一問一答に応じて、応じたことで「・・・で、結局どうするの?」の部分がますますぼやけてくるといった現状の様です。
思うに、どうも、「貸したお金返して」と言っている人が「返してもらえましたもう解決です以上」と領収書のコピーでも見せるか、さもなければ「解決するまで婚約は無期延期事実上の白紙、はい以上」と両者が宣言して媒体陣を追っ払うまで“ふつふつ”は止まないのではないかという気がします。
いろいろな疑念や意見はありましょうが、月河は基本、「本人たちが是非結婚したいで一致しているなら、結婚できるようにしてあげるのがいい」と思っています。
或る人を好きになって、好きな気持ちが“結婚してこの先の人生を共にしたい”に直球で結びつき、しかもその相手も自分について同じように思っている、というのは、言葉で言えば簡単ですが奇跡のようなことです。しかも相手は同性でなく異性で、ある程度近接の年齢で、かつ未婚に限るという条件が付くわけです。奇跡オブ奇跡です。
奇跡がまさに起こっている最中なら、たとえば職業や年収や居住地や、家族の過去および現在のトラブルなど、両者が望む結婚を阻害するような要因がある場合、当人たちの周囲の人生の先輩たち、たとえば親や祖父母や、学校の恩師や先輩、職場の上司といった人たちが彼らに力を貸して、ひとつひとつ取り除いて、奇跡が成就し希望のゴールインに到達するまで手助けをしてあげるのが第一だと思う。絵としても綺麗です。
少なくとも、当人たちにもその家族たちにも会ったこともなく、媒体情報しか知らない部外者たちが、口先で「やめたほうがいい」「やめさせよう」的な流れを作ったり乗っかったりしているのはいただけない。醜悪だと思います。
民間人男性と結婚して皇籍離脱し民間人になる女性皇族には皇族費から持参金として1億ウン千万円が支払われるので、一般国民の血税が使われる以上、当人たちさえ良ければなんでもいいってわけにはいかないよ!なんて言ってる人もいますが(月河の家にもいますが)、どんだけ高額納税者なのかと。
どこの誰がこんなのに投票したんだと思うようなゴミクズみたいな国会議員や、既得利権と出世競争と天下りの事しか考えてない木っ端役人にむしり取られるくらいなら、若きプリンセスの夢に投資してあげるくらいのロマンを持てないものか。こういう人に限って「400万円くらい分割ででも“ボクが返します”って言えねーのか情けない」とか言うんだよね。他人の400万円は“たかだか”“せいぜい”“~くらい”って簡単に言うのに、税金からの1億円に自分が徴収された分が幾らかでも混じってると思うと「やめとけ」「内定返上しろ」になるのかと。セコいわ。
月河は、このお二人のゴールインに影を落とすものがもしあるとすれば、借金や年収や勤務先などおカネの問題ではなく、“母子家庭の一人息子”で、とにかくお母さん大好き、お母さんも息子大好きという環境に入っていけるのかなあ、と、そこだけです。借りたカネなのか贈与なのかとかは全然関係ない。おカネにクリーンで貯蓄も財力も必要十分なご家庭でも、母子家庭の一人息子×お母さんの間に他人の女性が入っていく、もしくは傍らに座るのは難しい。どんなに奇跡的に好き合った相手でも、息子にとって母親は“別腹”ですから。ましてや母ひとり息子ひとり。
結婚されたら、新郎は弁護士資格を得て何処かしらの勤め人になるのでしょうし、新婦は新郎よりも母上と一緒に過ごす時間のほうが当然長い。たとえ勤務地がアメリカになるとしても、「私は日本で一人暮らしで自由にやるから世話はかけないから」と喜んで別居してくれるようなタマ・・じゃなくてえーと、タイプには思えません。
結果論ですが、母上が例の400万の人と再婚成っていたほうが話が簡単でしたね。そうなるとまた別の問題が到来していたかな。とにかくまぁ、あれだ、ハッピーエンドを願います(適当)。