イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

紫煙ー!カムバーーック!

2010-10-18 14:38:25 | 健康・病気

この話題をこのブログで振るのは、このブログが始まった200610月以来初めてじゃないかと思うんですが、タバコ、値上がりしましたよね。

101日から、かれこれ、半月経過したわけですが、どうですか愛煙家の皆さん。値上がり前と、日常、変化はありますでしょうか。

…と、ちょっぴり上から目線のヤらしい物言いになるのは、月河周辺、本人も含めて家族一同、最短でも7年は喫煙から遠ざかっているんですよね。

月河本人限定で言えば、もう四半世紀以上アレをくわえたことはありません(←チョットいやらしいでしょ)。新しい職場が禁煙だし、やめたほうがいいよなあ、やめなきゃイカンよなあ…と思っていた矢先、卒業論文を仕上げた安堵感もあったんでしょうか、どすーーーんと喉に来る風邪をひいて、喫みたくても咳で咳でどうにもならんわという日が何週か続いて、自然と“見るのもイヤ”なカラダに自己改造、偶然ですがなってしまったんです。

いやホント。咳がおさまっても、人が点火したタバコが発する紫煙の臭いだけで鼻について鼻についてしかたがなくなり、自分が点火しないどころか、紫煙の気配がする空間そのものに嫌悪感を持ち、足が遠のくようになってしまったんです。

月河家族も、自身の入院や、親しい人の大病をきっかけに、“一時期吸えなくなったら、その時期を過ぎても、吸いたい欲求がなくなった”というケースがほとんど。

月河含め、家族全員意見が一致するのは、「“吸えない”を通過して、“体調・環境ともに吸いたければ吸ってもよくなったけど、吸う気がしない”段階まできて身にしみて気がつくのは、ご飯がおいしい、お茶やお水、空気がおいしい」ということです。

これもホント。タバコで年じゅうクチの中、舌や粘膜、ノドを煙でヒリヒリ刺激され冒されてないと、山海の珍味じゃない、贅沢料理にコシヒカリとかじゃなくても、水道の水一杯飲んでも、本当に、心からおいしいのです。

月河、このブログでも、新発ビール系新ジャンルの情報が出るたび万難を排して店頭を買い回っては試飲して、いけるとかいけないとか書いていますが、こういうことができるのも、やってみようという気になるのも、タバコと縁が切れたから。

今般の値上がり前から、「20本ひと箱いくらになったらタバコやめる?」というアンケートがよく媒体でとりあげられ、「500円超」と答えた人のパーセンテージが相当高かったと記憶していますが、マイルドセブン、キャビンが400円超だって、これじゅうぶん事件ですぜ。ヘタしたら昼のファストフードより、食後の一服が高いみたいな。

海のかなたアメリカ合衆国では、同じ銘柄でも州ごとに税率=小売値が違うので、州境を越えるためにでかい吊り橋をはるばる渡って大量に買い込んではワゴン車もしくはピックアップトラックに積んで帰って行く輩も多いそうですが、ガソリン代と輸送にかかる時間労力はどう計算されているのだろうか。

月河および月河家族の身をもっての経験から言わせていただくと、タバコ、やめて得られる恩恵と快感は何ものにも換え難い。最近は健康保険でかかれる禁煙外来ってのも公共病院でよく見かけます。多少メンドくさくても、水道の水一杯、おいしく飲んでみませんか。

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