このところしばらく聞かなかった、海外在留日本人を巻き込むテロ事件です。折悪しくと言うか、狙ったように安倍新総理の初外遊中。こういうとき、日本にも『24(トゥウェンティ・フォー)』のCTUみたいな、独自の権限と機動性を与えられた組織があるといいのにね。もしくは、火付盗賊改方の対外版みたいな。許すまじ急ぎばたらき。刃向かうヤツは斬り捨て御免。殺めず犯さず貧しきから盗まずの三大掟を守る者には寛大な御処置を。そんなテロリストはおらん。
不景気だ何だと言っても、資源があるビジネスチャンスがある所を求めて、日本人は世界中どこでも行ってるのね…と思ったら、事件発生地が、「“否定できない”をネットスラング風に言ってみました」という地名。♪育ってきた環境が違うから 好き嫌いは…
このアルジェリアという国、こんな内戦やテロでも無ければ結構、楽しくトボけた国のようでして、今回の事件発生地のほかにも、地中海沿岸には「留守です」もしくは「存在しません」という港市もあるし、同じ地中海岸の、東隣の国チュニジアとの国境付近には「誰も知らない、隠れ家的な良い所」という町もあり、首都のすぐ西隣には、寒中に脂が乗って照り焼きにすると美味しい魚を釣り上げたときの、リアクションの様な町もあります。
そう言えば、確か筒井康隆さんの本で読んだと思うのですが、地中海はさんで向かい側のイベリア半島、スペイン/フランス国境のピレネー山脈には、男性の象徴的なモノが「飛び出す」という、少子化時代に頼もしいような、剣呑なような高峰があります。同山脈で3番めに標高の高い山ですが、山岳地図でも参照しないと載ってないかもしれない。
外国語の地名は、シリアスな状況でも報道のたびに何かチクチクひっかかったりするから厄介です。英語圏の人も、たとえば日本式の温泉を体験しようと来日して、地図を広げて「“伊豆”はどこですか?」と訊くときはひっかかるだろうな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます