十一月も後半になって師走の足音がヒタヒタと忍び寄り、街なかでは年末ジャンボの売り場に列ができ、年賀の喪中欠礼もポツポツ飛び込んできて気分はすっかり歳末・・となった頃に、皆さんは知ってました?月河は知らなかった。というより、忘れていた。
サッカーW杯があったのです。今年は。
夏の五輪の間隔の谷間、というより冬季五輪のある年はサッカーW杯もあるに決まっていたのに、今年は何故忘れていたのだろうか。TOKYO 2020が2021に延期になって、冬季五輪北京大会が翌年になって、そこらへんの年次感覚がオカシクなっちゃってたんでしょうかね。街がクリスマス仕様のイルミネーションやディスプレイにすっかり染まったそのあとに、遠い砂漠の国でサッカーW杯がはじまろうとは。
しかも因縁のドーハ、カタールで。あの“悲劇”からもう二十九年ですって。どひゃー。もう媒体でしか知らない世代が社会人になり、小学生の親ぐらいになっている。テレビ中継の回顧コーナーであのイラク戦のリプレイが出ると、画質が妙に白っちゃけていて低解像度で、すごい過去感です。
実は先週の、二十三日夜だっけ?非高齢家族がウチでNHK地上波放送のドイツ戦を観ていたのですが、こっちは全然W杯だという意識がないから“あぁサッカーか、野球シーズンが終わったらサッカー、もっと寒くなったらマラソンと駅伝のシーズンか、押し詰まってきたなぁ”と、W杯のWの字も脳裏をよぎらず、視界のすみっこで流し見していました。なんと世の中の流れから取り残されてきたことよ。ちなみに高齢組はこの時間(22:00~)とっくに就寝。
サッカーW杯ってこんな年末ぎりぎりにやってたっけ?ヨーロッパ各国のリーグ戦時期とかぶらないように結構暑い時期にやってなかった?と非高齢家族に訊いたら、ヤッコさんも確実な所は知らなかったんですが、「カタールが暑すぎるからじゃないか」と、実に漠然とした答え。
暑い国で開催するときは暑い時期を避ける。当り前だけど、それなら東京五輪もあの猛暑ピークの七月末からやらなくてもよかったのに。なんだかさっぱりわかりません。五輪に関してはUSAのテレビネットワークに、国際オリンピック委員会がタマシイを売っちゃったからなんでしょうが、サッカーはUSAであまり人気がない種目だから、暑さ回避に正直でいい、ってことなのかな。
大人の事情がモノを言ったり言わなかったりするんですね。
・・・・と、言ってる間にあの日は後半日本が先制して守り切り、優勝経験4回の格上ドイツに大金星だったようです。・・“ようです”ってのもなんだけど、ちょうど通信教育で取り込んでたもんでね。
その後TVで追いかけると、なんと次の試合次第で、即撤収帰国か、次ラウンド進出かが決まるんですって。・・“ですって”ってのもなんだけど。相手はスペインだそうです。無敵艦隊。ひぇーー。どんだけ不運なグループに入ったんだか。
12月1日の28:00~(2日AM4:00~)キックオフとの事で、月河は起床したらもう決着ついているか、アディショナルタイムの最中かぐらいになりそうです。勝てば文句なし勝ち上がり、引き分けだと微妙になるそうで、また“ドーハの〇〇”と見出しがつく現場を現在進行形で観ることになるのでしょうか。
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