日ごろ駄洒落好きなスポーツ新聞が、どこか必ずやるだろうと思っていたら、今日のローソンで新聞スタンドを見ると、やっぱり一紙ありました。
「金村 罪ほろ星(ぼし)」
プレーオフ期間を通じての出場停止、厳しかったけどこれはもう仕方がない。監督批判を通り越して、悪口雑言に近かったらしいですからね。「監督は外国人だから、(二桁勝利数の)個人記録なんかどうでもいいんだろ」に続いて「ヒルマンだかヨルマンだか知らないが、アイツのツラも見たくねえ」まで言ったとか。もうそこらのクソガキの「オマエのカアちゃん出ベソ」レベル。金村投手と言えば細おもてで、往年の演歌歌手・三善英史さんをホウフツさせるヤサ男で、いくら降板させられてブチ切れた勢いとは言えそんな暴言吐くとは想像できにくいんですがね。若干スポーツ記者の脚色入ってませんか。ヨルマンって。オヤジギャグっぽいし。
そう言えば、「反省してます」コメントが出るのがナマラ(←唐突に北海道弁)早かった記憶も。「オレ、ホントにそんなこと言ったかなぁ…どうしよう…」と半泣きの顔の方が想像しやすいし、似合ってる気がします。
ともあれ復帰先発で罪ほろ星ならぬ勝ち星がつき、チームも三連勝で日本一に王手。こういう微妙な立場での登板で、いいほうに結果が出るということは、野球の神様は彼に寛大だったんですね。序盤から、安定感あふれるというピッチングではなかったわりに決定打を浴びなかった辺り、プレイボール前のスタンドへの最敬礼が、彼自身の集中力、ベンチ、観客、報道関係といろんな意味で効いたかな?という気もします。
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