日本シリーズ第三戦。一回の表ウラに先制点→逆転劇があってからは中盤、両投手が立ち直って膠着状態に。
このままのスコアだったら、ファイターズ、勝っても不完全燃焼だろうなぁと思っていたら、やっぱり頼りになる男・稲葉選手が打ってくれました。
スワローズ時代に日本一を三度経験しているということが、こんなところにあらわれてくるのでしょうか。あのローボールは普通ホームランにならないと思うんですがよく飛びましたね。家人は「ゴルフスイングみたい」と言っていました。セギノールを抑えてよしっ!と思った矢先だけに、ピッチャーにはこたえたでしょうね。
終盤押し詰まれば詰まるほど、追加点は効きますね。しかも一発3ラン。残りあと1イニング抑えればという時点で、3-1の2点差と、6-1の5点差ではえらい違いです。
昨日の試合ではない、別の試合でですが、当時解説者だった野村・現楽天監督も「5点差あれば、“満塁ホームラン打たれてもまだ1点リードだ”と言ってピッチャーを元気づけることができる」と語っておられましたから。
それより、昨日の試合のテレビ映像。フェンスの随所に“seicomart”“アインズファーマシー”“パチンコマルハン”“ひまわりグループ”“パーラー太陽”などの超ローカルな広告。それも、各社の広告費との兼ね合い?で、デカいフェンスに微妙に字が小さい(コケ)。いや~札幌でやってる日本シリーズだなぁ、実に札幌だなぁという実感がありました。名古屋の皆さん、名古屋発祥のパチンコ、札幌ではいまや娯楽の基幹産業ですよ(か?)。
今日の第四戦は舌禍事件でプレーオフ出場停止だった金村投手が先発。昨日不発でリストバンドと、ベンチタオルの赤さだけが目立った新庄選手に、そろそろキャラの明るさだけでない“実弾”での援護を期待したいところです。
もうひとつ、先日ここでご紹介した“ブログ人のトラ場”、とりあえず今週のテーマページへのリンクだけ貼っておきます。途中経過も見られる…はずです。