雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

前例がない

2012-12-31 05:23:20 | 大阪維新の会、橋下徹氏

 

  

 

『大阪市役所』で画像検索するとこんな写真が現れたが、みんな『大阪市役所』なのだろうか?

 

★その『大阪市役所』の話題だが、

大阪市長のの橋下さんが、

大阪市役所は、来年から職員が「前例がない」と口にすること禁止します』 とツイッターで呟いている。

 

当たり前と言えば当たり前のことですが、大阪市役所は、来年から職員が「前例がない」と口にすること禁止します。前例がないと言うのは最悪のフレーズ。完全思考停止。YESかNOかは実質的な理由で判断すべき。「前例がない」はNOの理由をきちんと言えないときに多発。このフレーズは脳を腐らせる

「前例がない」は、本当はやらなければならないことも、前例がないことでストップがかかる危険性大。これが成長・発展を妨げる最たる要因。そしていつもの現状維持。ダメならダメで、きちんと理由を考え説明する。NOの理由はないのに、面倒くさいと言うときに、「前例がない」が多発される。

大阪市役所職員には、来年から「前例がない」のフレーズを口にすることは禁止し、そのような思考回路を組織挙げて放逐していきます。実質的な理由を考えYES,NOの結論を示す。良いことなら、前例がなくても、前例を作っていけばいい。「前例がない」というフレーズ。僕の最も嫌いなフレーズです。

役所の慣用句のように言われている『前例がない』 なのだが、これはなかなかいい。

 

★何となく、『前例がない』ようなことばかりを、50年間ほど続けてやってきたような気もする。

『前例がない』ことは、とんでもないこともあるのだろうが、

創意工夫して発想すれば、結構役に立つ事柄も多いはずである。

 

世の中はどんどん進歩する。

勿論、伝統も引き継がれている文化など、いいものは沢山あるが、新しい世に前例のない新しいこともそれ以上に生まれるはずである。

『前例がない』という役所言葉を禁止したこと自体が『前例がない』ことで、

これは橋下さんらしいユニークな『前例のない』発想である。

 

大阪市だけではなくて、

ぜひ、他の市でも、国でも、所謂『お役人』と称される人たちの『禁句』にして欲しいものである。

 

 

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橋下徹、オモシロくなってきた

2012-11-17 06:27:39 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★昨日に続いて今日また、『石原ー橋下会談』があるという。

合流は決まりだと思う。

もし私が橋下さんの立場なら『そうする』

と昨日の朝書いたが、その通りになった。  (この1行今朝書き足した)

 

 

 

橋下さんに出会ったのは、大阪府知事になる1週間ほど前、2008年1月30日である

3年半経ったが、今その通りになっている。評論家たちよりも私の『読み』の方が確かである。

これはいいと思って、

その日のうちに『カテゴリー』を一つ作って、追っかけが始まっている。

 

『物事が実現するスタンス』になっている。

その反対の立場にいる人が、学者や評論家である。

いろいろと上手に纏めて論評したりはするが、その殆どが当たらないし、別に予想屋ではないので当たらなくてもいいのである。

その時の論評が何となく、耳触りがよければそれで合格という『いい職業』だと思う。

 

 

★事業や仕事など、特に創造という新しい仕事は、『実現して初めて意味がある

理にかなっていても『なにも実現できなければ=0点』なのである。

 

私自身も、50年間そんなことばかりやってきたそんな経験とカンから言って、

橋下さんは、大丈夫物事を実現する、実現できる数少ない人』だと思う。

政策の一致、これは理屈である。

政策の一致した人が一緒になることは、それはそれで大事なことである。

『原発や消費税など、そんなちっぽけなこと』と石原さんは言い切った。 評論家たちに飯の種を与えたようなものである。

その評論で世の中騒がしい。

 

でも仕事をする場合、一番大事なのは 『誰と組むのか』 『人そのもの』だと思う。

私自身の経験から言うと、考えが必ずしも一致した人とばかり組んできたわけではない。

むしろその逆である。

自分の発想と異なる人、性格の異なる人とのコンビの方が多かったし、その方がいい決定が出来る。

そこに検討の巾が生まれるからである

リーダシップ』 最後の決定権さえ、ちゃんと持っていればいい。

別に、組織の職位が低くても、『リーダシップ』は取れるし、実質的な決定も出来る。

 

いままでの橋下さんの動きはまさにそういう動きである。

何をやりたいか』であって『何になりたいか』が目標ではナイ。

世間一般の人は大体が、その逆なのである。

そんな変わった人で、私もそんな変わった人生を生きてきたので、橋下さんの動きはよく読めて、納得も出来るのである。

 

 

★政策の一致と言うが、

こんな価値観が多様化した現代で、みんな考えが一致した人ばかりが集まったらかえって気持ちが悪い。

今の『政治体制の構造改革』 その1点だけの基本コンセプトが合っていればいいと思う。

それは大きな 『新しい仕組みの構築』なのである。

 

仕組みの構築など、普通一般の人たちは、その殆どが構築するチャンスにさえ巡り会えないはずである。

『あなたは仕組みの構築をした経験がありますか?』

『Yes』 と答えられる人は少ないはずである。

 

世の中に全く存在しない『新しい仕組みの構築』は、基本コンセプトだけを確り決めて、あとは『いい加減』にやっても大丈夫である。

原発でも、消費税でも、TPPでも、みんな相手のある話なのである。

幾らいろいろ言ってみても、言うだけではなかなかその通りにはならないのが現実である。

 

それよりも、大きな政治構造の転換を図る方が結局はいろんなことが、想いが実現するのだと思う。

これは、物事は小さくても、私が50年やってきた経験からそうだと思っている。

やろうと思ったこと、その殆どはみんな実現した。

 

橋下さんを見ていると、大丈夫『出来る』と思う。

知事になってから、未だ4年経っていないのである。

大阪も変わったし、国も変わりかけている。

 

私はいま『橋下さんに乗ろう』と思っている。 

石原慎太郎もそんな感じなのである。

どちらが代表など、そんなことはどちらでもいい。

 

 日本を面白く活気のある国に再構築して欲しい。

 

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1年前の大阪市長選挙

2012-11-06 21:23:34 | 大阪維新の会、橋下徹氏
 
大阪市長選挙

★ 現職の知事がその職を辞して、市長選に出馬する。そのこと自体が一般の常識を外れている、そしてその目指す目標が『大阪都構想』である。選挙権はないが関心は大アリである。...
 


★ 1年前は、未だ橋下さんが大阪市長選を戦う前だったのだ。

公明党以外がみんな平松さんを応援するという異常な選挙だったのである。

 

1年前のブログにこんな風に書いている。

 

地方の首長さんで、武雄の樋渡さん、三条の国定さん、箕面の倉田さんと
『日本で一番若い市長』をリレーしてきたのだが、
そのお二人とは面識があり、倉田さんとも何となく繋がっているご縁なのである。
 
3人3様それぞれ特色があって、ご自身の想いや意見を明確に持っておられる素晴らしい首長さんである。
 
 
そして橋下さんは、『物事の真の目標が実現できる』数少ない政治家だと思っている。
 
知事になる直前から、一種のファン心理で、ずっと追っかけてきた。
この3年半、全然、ブレテいない。
 
 
11月は、隣のまちの選挙だが、
 
大阪府と大阪市が若し、『大阪維新の会』になったりしたら、『新しい日本の政治の夜明け』になるかも知れない、
と期待しているのである。
 

 

★1年経って、面識がなかった倉田さんともお会いする機会があって、お話もさせていただいたし、その時に国定さんともお会いできた。

樋渡さんとは、別の機会に神戸でお会いできた。

1年の間にはいろいろあるものである。

大阪府と大阪市が若し、『大阪維新の会』になったりしたら、『新しい日本の政治の夜明け』になるかも知れない、
と期待しているのである。
 
と書いているが、
 
いま、維新の会は石原新党などとの関係で、それこそ『新しい日本の政治の夜明け』を夢見ている。
 
 
いつも、いろんな機会に書いているが、1年という時間は結構な時間なのである。
大体、『やる気でやれば』一つの仕事は、6ヶ月、半年あれば大体片づくと思っている。
 
1年経ったら、こんな状況にもなったし、大阪都構想の区割り案なども具体的に発表された。
 
 
 
★あと半年後、 ホントにどうなっているのだろう。
 
1年後は、間違いなく今とは全く変わってしまっていると思う。
 
多分未だ、橋下さんは、話題の真ん中にいるだろうと思っているし、いることを期待している。
 
 
『独裁者』 というイメージは、もう消えたのかなと思っているのだが・・・・
 

 

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トータルな発想の仕方

2012-10-31 10:37:14 | 大阪維新の会、橋下徹氏

 

 ★橋下さんの ツイッター

10月31日朝、4時半から5時45分まで、約1時間ちょっと、25ツイート連続である。

今朝は、消費税問題である。

『消費税は仕方ないかな』と私自身も思っていた。

橋下さんの言っていることが正しいのかどうかまではよく解らない。

然しmその発想の過程は、個別対策ではなくて『システム的なトータル発想』である。

言われてみると、なかなか説得力がある。

 

どう思われますか?

 

 

消費税議論はもう一度しっかりやり直した方が良い。大手メディアも消費税を上げろ上げろ!の大合唱。国会でも、国債暴落を回避するためにげろの一点張り。まず社会保障関係の財源に消費税を充てることは根本的に誤り。社会保障費は一般会計で年1兆円。全体では年3兆円費用が増えている

消費税は景気の変動を受けない税。つまり景気が良くなっても税収は伸びない安定した税。そうなると、一般会計で年1兆円、全体で年3兆円も伸びる社会保障費に追いつかない。消費税を毎年1%ずつ上げるなんて不可能でしょ?繰り返しますが、社会保障費は毎年、毎年3兆ずつ費用が増えているのです。

毎年増える費用を、安定した消費税で賄うなんてそもそも無理な話。毎年増大する社会保障費に対応するために安定的な消費税の増税と言うのはロジックに無理がある。社会保障費は右肩上がり、消費税収は水平線。これでは消費税を毎年上げ続けなければならない。

社会保障費がなぜ毎年上がり続けるかと言えば、それは高齢者が毎年増え続けるから。社会保障費を何とかしようと思えば、保険料を上げるか、給付を下げるか、高齢者が増えることで伸びる税を充てるかしかない。税源を考えるなら、高齢者が増えることで税収が増える税。これは相続税だ

相続税を上げることは景気への影響は少ない。資産が海外に逃げるというキャピタルフライトの懸念を指摘されるが、少なくても不動産は海外へは逃げない。相続資産は年50兆円とも言われ、相続資産のうち40%が不動産とも言われている。現行の相続税制は基礎控除が大きく、課税対象者非常に少ない

不動産はそもそも国の経済が伸びたことによって資産価値が増したもの。自治体の住民サービスの対価として払う固定資産税と共に、死亡時に高齢者世代の社会保障費財源としてその資産価値増加分を一定国に戻すと言うロジックは十分合理的だ。

細かなことを言うと、若くして亡くなった被相続人はどうなんだ?という疑問も生じるが、このようなことは枝葉のこと。事業承継問題も含めて、こういう枝葉の疑問には制度設計で十分対応可能である。重要なことは本質的な議論

高齢者が増えることによって毎年伸び続ける社会保障費を賄う税としては、安定的な消費税は不向き。相続税を中心に考えるべき。相続税は、基礎控除をなくして一律課税にすると、高齢者が増えれば論理的にはそれに対応して税収は伸びるし、景気に影響をほとんど与えない。

固定資産税は生きている間、自治体から受ける住民サービスの対価です。高齢者が増えることによって伸び続ける社会保障費を賄うには不向きです。 RT @mzw_neo: 固定資産税を増税したら良いのでは?

消費税は景気に左右されない安定的な税。また都市と地方部の偏在性が少ない税。またビジネスインフラが整っていない地方部でも、一時滞在の観光客を呼び寄せれば税収が伸びる税。本質的には地方税に最高の税である。消費税の地方税化については、都市部と地方部の税収格差が生じるとの批判を受けた。

しかし消費税を11%とし、そのうち6%を財政調整分とすれば現在地方が受けている財源分は賄われる。あとは固有の5%分をフルに発揮して各地方努力して税収を伸ばせばよい。現在の財源分の保障をしながら、あとは地方の努力を求める。今の地方交付税制度(財政調整制度)は地方の努力を求めない。

消費税の地方税化については、その他各地方ごとに税率が異なると商取引の円滑性を害するとか、徴税が困難とかの批判があるが、これも枝葉の議論。こんなことは制度設計でいくらでも対応できる。

道州制になるまでは、47都道府県で一律の税率にしなければならないとしたり、ブロック(関西広域連合など)で合意すればそのブロック単位での率を認めるなど。そうなると地方サイドも責任を負う。本質は、消費税を地方税化すれば、国と地方の関係が抜本的に変わるということだ

今は永田町、霞が関の一挙手一投足によって日本全国津々浦々までが影響を受ける。特例公債法案のドタバタで地方自治体にカネが回らない。そして地方が文句を言って、国会では特例公債法案がずるずると通る。借金は膨れるばかり。赤字債である特例公債は、例外中の例外なのである。

ところが日本全国に影響してしまうので、現実の混乱回避のために赤字債がどんどん発行される。国と地方の財布を分離して、地方にも責任を負わせるべきだ。増税か、サービス削減か。永田町の国会議員だけでは、こういうしんどいことはできない。政治家は有権者から嫌われたくない。

だから有権者に厳しいことを言えないのが本性だ。ゆえに負担も求めることは苦手だし、サービスを削るのも苦手。政治家が扱う領域は役割分担した上で、過度に広がらない方が良い。国会議員は国のこと、地方政治家は地方のこと。役割分担した上で、それぞれで汗をかいた方が良い。

消費税の地方税化をすれば、国、国会議員の仕事は激減する。責任も激減する。その分地方政治家の責任は激増する。そしてそれぞれで汗をかいて、有権者に理解を求める。国の財政再建を果たすには、これしかない。消費税を5%上げたところで、国の財政は根本的に再建しない。

ここまでどうしようもなくなった国の財政や日本の停滞をどうするのか?景気を上げる努力をするのは当然。規制緩和や税制を使った国の競争力強化や、マクロ経済政策。そして、日本全国の政治家や官僚にいかに汗をかかせるか。政治家の汗とは、有権者に厳しいことを言わせること。負担増とサービス減。

これは組織マネジメントで統治機構を変えないとダメ。その一番が国と地方の役割分担。地方政治家が汗をかかないのは地方交付税制度の存在。赤字を無条件に補てんされるなら、汗はかきません。赤字が無条件に補てんされる経営者が努力しますか?地方は、国にカネをくれと言うばかり。

地方を自立させる。責任を負わす。地方政治家に負担増かサービス減かの責任を負わす。それには地方交付税制度の廃止しかない。そのためには消費税の地方税化しかない。現在議論されている消費税10%に、あと+1%程度で、現在の地方消費税分と国から受けている地方交付税分(臨財債含む)を賄える。

消費税を地方税化することで、地方交付税制度は廃止になり、消費税との差し引きで国には約7兆円のキャッシュが増える。高齢者の増加に伴う社会保障費には、高齢者の増加に理論的に対応し得る相続税を充てることを基本とする。そして国の競争力強化とマクロ経済政策でさらに税収を上げることを目指す。

地方は消費税率を上げることが嫌ならサービスを削るしかない。サービスを維持するなら消費税率をしかるべき率まで上げざるを得ない。これは地方の責任で、国が考えなくても良い。国は、その分、外交・安保に力を入れたら良い。統治機構の変革とはこういうことだ。個別政策ではない。

そしてこのようなことを言うと、すぐには実現不可能だとの批判が来る。確かに一日やそこらでできる話ではない。しかし、重要なことは、どこを目指しているのかということ。同じ消費税10%増でも、単にそれで終わりなのか。それだと毎年増大し続ける社会保障費に対しての解ではない。

それとも、消費税の消費税化、地方交付税制度廃止、相続税による社会保障費への充当を目指す、第一歩としての消費税増税なのか。これは全然異なる。何か策を打つ時に、それは全体像の中でどういう位置づけなのかを示すことが政治の役割。今のような単純な消費税増税論には反対だ。

社会保障費は高齢者の増加に伴い、一般会計で毎年1兆円、全体で3兆円、費用が増え続ける。消費税を5%アップしても、すでに存する社会保障費の穴埋めに使うと、残りはわずか。費用は毎年増えるのに、税収は一定。今回の消費税のアップでは社会保障は支えられない。根本議論に立ち返るべきだ。

 

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大阪は変わった、国は変わるだろうか

2012-10-26 05:54:53 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★1年前に書いたブログ『コストと時間、政治のスピード』というテーマで書いている。

 

1年前は橋下徹さんは大阪府知事を辞任して、大阪市長に立候補している時だったんだ。

あれから1年で大阪市は変わった。

日本でこんなスピードで変わっているまちはあまりないだろう。

 

4年もある任期で何もできないような人には何年経っても何も実現しないのではと思う。

 

 

 

 

 
コストと時間、政治のスピード

★世の中には、『コスト』という概念があって、『コスト削減』はどこでも大きなテーマになる。そして、それは解りやすいモノばかりが俎上に上るものである。そんなことからいちばん解り...
 

 

★1年経って、今日、今度は東京の石原都知事が辞任した。

新党を結成して国政に出るという宣言である。

それと連携を組む先は、大阪の維新の会、橋下徹である。

 

 

石原都知事の記者会見の感想は、昨日書いた。

この二人、人気もあるが嫌う人も多い。

人それぞれだが、私は好きである。

そのテンポのよさがいい。

このニュース号外が出たらしい。それだけのパンチ力はある。

石原さんだけでなく、橋下さんが絡むのがいい。

 

これくらいのテキパキとしたスピードで行かぬと、今の時代の政治には間にあわないと思う。

こんなにテンポの速い現代にいつまでも継続性だ一貫性だなどという官僚政治では機能しない。

『時間が最大のコスト』だという認識が欠如している。

変化に柔軟に対応できる新しい発想が欲しい。

 

 

1年経つと、世の中変わるものである。

政治の世界も変わらねばならない。

 

来年の今日は、どうなっているのだろう。

 

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アメリカにいて思う日本のこと

2012-09-20 07:28:02 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★アメリカに来ているが日本の状況も知ろうと思えばいろいろと解る。

新聞情報などは当然だが、Facebook や、ツイッターなど独特の経路で解る詳報、それらは情報収集を積極的に行おうとすれば、簡単にいろんなことが解る便利な世の中である。

昨日だったか、秋定さんが、ご自身のツイッターで、こんなことを呟いて、おられた。

 

yakisada@yakisada

橋下市長の今日の呟き、長編ですが面白い、これだけの長文をいつ呟けるのか不思議だ。

 

内容はないのだが、どんなことなのだろうと、

今日になってチェックしてみた。 橋下さんの ツイッターは、すぐ解るようにお気に入りに入っている。

読んでみるとなかなか面白い。日本独特で全体よりは個々の具体的な小さなことばかりに拘って大局を見逃してしまうう。  いかにも日本流なのである。

こんな内容である。

 

産経新聞の近藤さん。市営地下鉄の新規売店のオープンに不手際があったじゃないか!と批判してたけど、いよいよ1号店がオープン。一度、行って確認すべきだ。これまでの地下鉄売店と劇的に変わった。品揃えだけでなく、公共料金の支払いもできるようになった。これが改革だ。

これまでは、天下り外郭団体に随意契約。こんな環境下でサービスが向上するわけがない。今回、一挙に公募制に切り替え、新規参入を認めた。市への収入は5倍に膨らむし、売店のサービスは確実に向上。しかし歴代の市長では、組合の応援を受けて市長になったので、外郭団体を守るしかなかった

この改革ひとつでも膨大なエネルギーが必要。ゆくゆくは地下鉄自体を民営化する。こういう大号令、実行する陣容を固める人事、あるべき姿と現実のギャップの調整、議会政治対応が市長の役割で、新規売店が開くまでに少しの売店閉鎖の期間があったとかなかったとかそれは現場の責任だ。

産経新聞の近藤さん。産経新聞は、普段は伝統だ、国家観だと天下国家を論じているのに、大阪の改革になったらケツの穴の小さいことを取り上げて批判する。それは批判のための批判だ。本日にでも、地下鉄新規売店を見に行くべし。これが民営化の実践。それにどれだけの政治エネルギーが要るか取材すべき

地下鉄は、来春にトイレの一斉改修をやる。これまでの汚い市営地下鉄トイレと次元の異なる快適性を提供する。さらに掃除業者の発注方法も変えた。ホテルの掃除を請け負うような、そんな業者が入ってくるような制度に変える。こういうことが現実の改革。物凄い労力が必要。近藤氏は、現実を見るべし。

大きな方向性を僕が示し、様々な既得権者の抵抗を抑えるのが僕の役割。そしてその方向性で、実践していくのが交通局長。交通局長も交通局の歴史上初めて民間鉄道会社から登用した。素晴らしい交通局長だ。このようにして改革は進む。近藤氏、政治と行政の役割分担、トップの任務を勉強しなさい。

 

産経の近藤さん、名指しでこれだけやられたら、どんな論評を書くのだろうか?

橋下さんは、弁護士だから、こんな議論はプロなのだが、議論が上手い下手のレベルではなくて、

コンセプトが確りしているから、少々の批判には十分対抗できるのだと思う。

 

★ 今アメリカに来ている。

アメリカのよさは、おおらかさ、それも確りとしたコンセプトや、仕組みに裏打ちされた『おおらかさ』だと思っている。

 

 

 

 

アメリカの景観は、美しい。

全体が、綺麗で美しいのだが、小さなところは欠点いっぱいなのである。

上の写真も綺麗だと思われるだろうが、近くに行ってケチをつけるなら、いっぱい見つかる。

 

そんなことよりは、全体の美しさを求めることが第一なのである。

このあたりが、個別最適値を積み上げたら、みんなが力を合わせて努力したら、

結果はよくなるはず、という時代ではなくなっていることに、早く気づかなくてはならない。

 

今は世界の中で生きている。アメリカに座っていても、橋下さんが何を言ってるのかが聞こえる時代なのである。

アメリカにいて、そんなことを思っている。

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橋下さんのツイッター

2012-09-01 05:25:06 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★このところ大阪維新の会に関するマスコミ報道が多いのですが、どうも推測記事みたいのが多くて、

直接、橋下徹さんのツイッターを読む方が解り易いので、それを抜粋してみました。

 

みんなの党の渡辺代表から連絡がありました。テレビ朝日の報道は大誤報だと。テレビ朝日のニュース放映をネットで掲示していたものはすでに削除。これはテレビ朝日が誤報を認めたという証かな。

衆議院480人を240人に半減するという提案に関して、国会議員の皆さんから多くのご批判を頂きました。

 

まず自民党から具体的な手順を示していないと。衆議院・参議院で過半数勢力となれば実行あるのみです。あとは有権者がどういう勢力を作るかだけです。

区割りは第三者委員会で。国会議員が自らの存在を否定する定数半減の区割りを実行できるわけありません。一票の格差是正も合わせて、区割りは第三者委員会に行ってもらう。国政調査結果に基づいて自動的に区割り変更。このような仕組みを法律化します。しかしこれはこのような考えを持つ過半数勢力が誕生しなければなりません。

直ぐ、具体案などの問題が、評論家などからも出されますが、そんなのは後でいいと思います。 半減という数字が正しいかどうかは別にして、道州制などへ移行すれば、小さな政府は当然だと思います。

 

2、  340人の国会議員では民意が反映されないという民主党輿石幹事長の指摘。どうなんでしょ?今の国会議員で民意は反映されているのでしょうか?民意には二つあります。ミクロの民意とマクロの民意。ミクロの民意とは小さいコミュニティーや特定の人の民意。マクロの民意とは国全体の民意。

国会議員は本来、国全体の民意を汲むことが使命です。ところが実際は、地方議員レベルの民意を汲む役割をしている。盆踊り、葬式、その他地域行事に出倒す。国全体のことを考えての判断ができない。これは選挙区エリアが狭過ぎるからだ。

国全体のことを考える国会議員を誕生させなければならない。

議員の数を増やせば民意が反映されるなんてとんでもない。これは国会と地方議会の役割分担。地方の細かな民意は地方議会が汲み取るべき。国会議員の選挙エリアをせめて現行の2倍にする。そうすると小選挙区で150.比例はブロックごとではなく、全国区でやれば、ミクロな民意から解放されるであろう

その通りだと思います。

 

3、民主党前原政調会長から、衆議院240人にすると官僚依存になる。

僕は官僚依存にも良いものと悪いものがあると考えている。政治家が行政実務を仕切るのは不可能。選択肢を作り、制度設計をし、実行するのは官僚組織にしかできない。

今の官僚組織の欠点は、公務員の身分保障が強固なため、官僚組織の価値観で決定・判断され、それに政治が従う仕組みになっていること。政治の価値判断・決定に基づいて行政が運営される仕組みを作らなければならない。そのためには議員を増やすアプローチではない。

選挙で選ばれた政治家と同じ価値観、方向性を目指す専門家を、官僚組織の幹部に据える。今の硬直しきった社会制度を変えていくためには、政治任用が必要。

政治任用で行政組織を作れば、議員の数は多くは要らない。選ばれた政治家の価値判断・決定と同じ価値観を持つ行政組織を作れば良い。

これがいいかどうかは別にして、新しい『政治の仕組み』を創って対応する方向でありたい。現在の仕組みでは、機能しない時代になっている。

 

政治家は実行して何ぼ。口だけ政治家は要らない。道州制なんて、いったいどれくらいの政治家が口にするか。しかしそれを本気で実行に移した政治家はいない。

地方分権は、どの国会議員も地方議員も地方の首長も叫ぶ。しかし本気で実行する政治家は極少数。

権限の移譲から始めたら国は抵抗する。地方分権とは、権限・財源・人間の移譲だ。先に財源と人間の移譲から始める

人間の移譲が、まずは衆議院240名。このような状況を作れば、国の仕事は地方に移さざるを得なくなる。地方分権は役所の分権だけではない。政治の分権でもある。そして霞が関の組織を絞り込むには、まずは国会議員から絞り込む必要がある。国会議員の数は余り減らさないなら大胆な分権は不可能。

衆議院240名の目標を示し、霞が関組織の地方への移譲も大号令をかけて道州制を進める。僕は小さな政府を求めていると言われるが、国の中央政府組織は小さくて良い。組織のスリム化を目指している。しかし政府の役割は重視している。

そして中央政府組織が小さくなる代わりに、地方政府組織がそれなりの規模を有することになる。機能は大きく、組織は小さく。そして中央政府組織から地方政府組織へ。これらを実現するための大号令としての衆議院240。

議員半減240名は、中央と地方の関係を変えることによって、当然進むべき方向だと思う 

 
国政について発言するとこうなるんだな~物凄い情報戦だね。テレビ朝日で流れた、みんなの党との渡辺さんとの会談内容は全て虚です。いや、ここまでやるんだな~。僕は事実なら事実と認めますが、今回はひどすぎる。大阪市内で渡辺さんと会談したのは僕と松井知事との3者。4人での会談が既に嘘。

渡辺さんは、みんなの党の拡大路線でした。みんなの党に、大阪維新の会も全て吸収するような話でした。

僕は大阪維新の会にこだわりはなく、新しい政治の動きが出れば良いと思っていたのですが、その日の話はいったん終了しました。その後、渡辺さん、江田さん、僕、松井知事4人で東京で話す予定だったのですが、その話もすでにメディアに漏れていた。

僕が江田さんと直接電話で話すと、4人で会ってまず挨拶からということでした。メディアにも追いかけられてまず挨拶となっても誤解が誤解を呼ぶだけなので、いったんクールダウンさせましょうと言うことで4者会談をキャンセルしました。このことが、渡辺さんの怒りを買ったのだと思います。

 

 

この橋下さんの、2日間のツイッター、なかなかオモシロかった。

橋下さんのツイッターは独特です。普通は140字で終りなのですが、延々と続いてブログのようです。

これを読んで新聞の記事を読めば、いろいろとよく解る。

どちらがホントで、どちらがウソかは、文脈を見ればよく解るはずです。

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大阪維新の会

2012-05-12 05:50:01 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★橋下さん率いる大阪維新の会の方向が、どんどん具体的になり、現実味を帯びてきた。

 

『橋下氏、政党化検討を認める 衆院選前に現職引き抜き』

というニュースが流れた。

大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長は11日午前、次期衆院選への対応について「今、政党に入っている人がその政党をやめて、維新の会の政治活動に賛同してくれるなら、それは維新の議員という形になる」と述べ、現職国会議員を事実上引き抜き、同会を政党化する検討に入っていることを認めた。市役所で記者団の質問に答えた。

 橋下氏は「政党は党議拘束がかかる。維新の会の価値観に賛同したとしても、他政党に属していたら怖くて、擁立などできない」と指摘、あくまでも離党が前提との考えを示した。

という内容である。

 

少し前に全国から何千人もの人たちを集めたりしたが、幾ら研修などしてみても、

なかなか実戦で機能するのだろうかと思っていた。

数は確かに力ではある。

然し、核になるべきオピニオンリーダー的な存在が確りしないと、政治の世界などでは具体的に機能しないのではと思っていた。

 

 

 

★今後の動きがオモシロくなったし、具体性も柔軟性も出てきた感じである。

石原さんと組むとか、小沢さんと連携などと言ってみても、それは相手が橋下さんを利用しようとしているだけである。

大阪維新の会としての独自性と同時に、その政策が推し進められる体制でないとダメだと思っていた。

特に橋下さんの特徴は、『即決のスピード』がウリである。

『調整、調整の連続』ではその魅力は半減する。

 

兎に角『決定出来る組織体制』の方向が見えたのがいい。

このような発表をして、現在の現役議員からどのような人が、どれくらい現実に動くのだろうか?

発表をしたということは、それなりの成算はあるのだと思う。

世の中は、またこの話で、いろいろあるのだと思う。

 

 

★このニュースを聞いて、直ぐにアタマに浮かんだのは、高橋昭一さんのことである。

2月に『大阪維新の会』が参加者募集をしたときに、

現職衆議院議員として名前が出たのが高橋昭一さんである。

 

あの時にはむしろ大阪維新の会側が断って、高橋さんの名前などが流れたのだが、

その時ブログで、このように書かれている

・・・・
私は、現在の維新の会への国民からの期待と、2009年の政権交代時の民主党へいただいた期待は、まったく同種のものであると思います。
しかし、現在、与党となって、具体的に改革をすすめる段階で様々な壁が明確化し、その期待が失望に変わっていることも認めなくてはなりません。・・・・・・
私たち改革を進めようとするものに託された大切な「国民の期待」をもう一度見つめなおすために、今回の「勉強会」への参加を「一申込者」としていたしました。

・・・私は民主党を離党しません。・・・・・・もし、「維新の会候補者募集」であれば、私は申し込んでいません。 

 

たまたま、私の選挙区の方で、『海流、潮流発電』のことで繋がって面識もあるものだから、やはりちょっと気になるのである。

当時は、民主党は離党しません。と言われているが、今ならどうなんだろうと思ってしまう。

 

★民主党もスタートした時は期待したが、いまはもうダメのように思う。

と言って自民党も、もう一つである。

政治家個々には特に若い人たちは、優秀な方が多いのだと思う。

然し、今の『政治構造』では、実力があっても若い人たちは重用されない仕組みになってしまっている。

議員を務めた年数など、全然関係がないはずで、優秀な人は1期目から優秀なのである。

ぜひそんな人たちは、維新の会に鞍替えして、『政治の新しい仕組みの構築』に頑張って欲しいのである。

 

その旗は、橋下さんが振ればいい。

橋下さんは間違いなく衆議院議員などに立候補したり、総理の座を狙ったりはしないだろうから、そんな想いのある方は、維新の会に参加されたらいいと思っている。

 

果たしてどうなることやら。

 

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BS朝日 橋下大阪市長に問う! 維新の全貌

2012-04-15 05:29:33 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★昨日の朝、BS朝日であった田原総一朗のインタビュー番組

『橋下大阪市長に問う! 維新の全貌』を約1時間聞いていた。  

その内容と感想である。

 

まず番組を聞いての(見てのと言うよりは聞いてのと言う方がいいのかも)感想は、

● むちゃオモシロかった。

● 自分の考えをはっきり持っている。何を聞いてもちゃんと応える。決して逃げたり弁解などしない。ちゃんとまともに応える。

● 役割分担、仕組みの構造、など発想のベースがシステマチックである。ここが一番共感出来る。

● 世の中で言われている、具体的な問題、それは大きそうに見えても、ホントはそんなに大きなことではない。

● そんな具体論は、専門家や官僚などのプロが考えたらいい。リーダーは、政治家は未来の大きな方向を示すべきだ。

● 難しいことを言っているのに、難しい顔ではなくて『笑顔』で語るのがいい。

 

 

などなど、どんな話をどんな風に話したのか。 私自身のために纏めてみたい。

 

★石原さんについて

石原さんについては、非常に尊敬している。

石原さんと組むか組まないのかということについては、『私は大阪市役所の所長ですから・・』とこの一番聞きたい話だけは笑って答えなかった。

『組む組まない』と言う世間の常識とはちょっとちがっているのでは・・・

石原慎太郎が『国の形を考えている』ことに共感を覚えているようである。

今の政治家たちはみんな本気で『国の形』など考えていない。『道州制』などについても口では言うが本気で考えていない。

 

消費税には反対なのではなくて、少子高齢化の人口問題が現実の中で、

消費税を年金などの社会保障に充てるという『単純発想』に反対で、

国の形を変えて、消費税は地方のために地方税とする方向、それは道州制、地方分権の方向だということのようである。

年金対策はまた別に答えが用意されている。

 

★憲法改正について

今の『憲法改正論議』は、学者レベルの憲法論議で、

論じることは出来ても『変えることが出来ない』今の状況をを変えない限り、『憲法論議』など幾らやっても無駄である。

『憲法改正の中身』などよりも、『憲法を変えるのか変えないのか』それだけを国民に問えばいい。

そんな率直な判断を国民に求めて、『変える方向』と言うことになれば、中味の検討はそれからでいい。

 

憲法の中味については、石原さんとはいろいろ話したそうだが、

『首相公選制』や『憲法改正』の話はそのベースにある『憲法を変えるのか、変えないのか』

それを決めないうちに幾らやってみても『無駄』である。

確かにそうかもしれない。私自身でも憲法の中身など論ずることが出来るほど知識などはないが、憲法を変えるべきかどうか?3分の2を2分の1にしようと言うのであれば、賛否を確りと言うことはできる。

 

★公務員改革について

公務員を『身分から職業』にしようと橋下さんは言っている。

行政組織が動かない限り、政治家など仕事は出来ない。

今は政治と行政が断絶してしまっていて今の仕組みでは、行政は動かない。

政治家が行政を動かすためには?それは『人事権』だけである。

組合に応援してもらっている今の民主党では、公務員改革など出来っこない。

 

公務員、官僚、行政組織の優秀さを基本的に認めている。

ちゃんと使えば、ちゃんと考え、ちゃんとした具体案を創り上げる能力があると思っている。

然し、今の仕組みでは、行政は動かない。

 

★教育問題

今までの教育問題は、『責任の所在』が明確でないことが一番問題である。

今回は『首長が責任を持つ』と言うことは、首長を選ぶ『有権者が教育』に責任を持つということである。

『首長が変わるたびに教育がコロコロ変わる』などと言う批判は当たっていない。

 

『君が代斉唱』問題などは、先生に『ルールを守って下さいよ』と言っているだけである。

同時に、国歌と言うモノに対する世界の常識を生徒に教えて欲しいと思う。

 

読売新聞の渡邊恒雄さんが『ヒットラー』のような独裁者などと言ったたことに対しては、

『時代背景が違う』 『議会のチェックがある』 『4年の任期がある』など置かれた立場が違う。

『選挙』は『ある意味』、大きな方向性を、権力を創り上げる作業だとも言える。

 

今の政党には、マニフェストはあっても、大きな方向性、『政党の最高規範』がナイ。

だから『やりません』と言っていた消費税をやったりする。

 

 

★『道州制』で、なにが変わるのか?

道州制は、『装置、システム』なのだから、『装置、システム』を新しくしただけではなにも変わらない。

ポンコツの車を新しい車に乗り越えたようなものである。

それを運転する人が、上手に使えば、ポンコツの車では出来なかったことが『出来る』ようになる。

道州制をどのように使うかは、『首長の責任』である。

 

『滋賀県や兵庫県の知事が道州制反対だが』と言う問いかけには、『だから選挙』なのだと。

今までの選挙で『国の方向性』を問うた選挙は小泉純一郎さんの郵政選挙だけだった。

選挙とは、『国の方向性』を変えることの出来るツールである。

 

福井県の原発再開問題も、国がやると言ったら反対しても具体的に止める手立てはない。

然し、そんな判断をする民主党に対しては、次の選挙でそれを『争点』して戦うことにする

そうすることで、若し国民の意向がそうならば、その方向に国の方向は変わるはずである。

また、『道州制』は、国と地方の役割分担で、結果的に『国を強くする』

今は、国がやらなくてもいい『地方のこと』をいろいろ国がやるので、結果的に国がやるべきことが確りとやれていない。

 

★普天間問題について

基本的に先の方向について国が確りと責任を持つこと、

具体的には『沖縄の負担を軽減する』=『本土がいろんな意味で引き受ける』と言うことである。

鳩山内閣時代『関空が引き受ける』などの話があったが、あの時点伊丹空港廃止などの問題もあって、関空構想の中で考えられた。当時問題であった伊丹空港問題はその後解決して現在は新しい会社が出来て動き出したから、あの時点の『関空で引き受ける』といった形は、今では無理である。

ただちゃんとした申し出があれば、きっちりと受け止めてテーブルに乗る。

伊丹空港跡地などと言う具体的な話は、官僚が考える。尤も知事が反対したら官僚も動かない。

ただ、この問題は今は大阪市役所の所長で、当時のような知事ではないので・・・と言っていた。

 

★最後に少子高齢化の人口問題から

今の年金問題は、その基本システムが

『若い人たち』が『年寄りを支える』と言う形になっている。

これは『少子高齢化』が現実になっている現在、この延長線上で考えること自体に問題があり、解決したりはしない。

 

『自分の年金は自分で貯める』という仕組みに変更すべきである

『これには750兆のお金が要る』などと反対する人がいるが、

こんなことこそ、『100年計画』でやればいい。100年でやれば1年『わずか7兆か8兆の負担』なのである。

 

維新8策も、『そんな方向性』を示している。

具体的な中身など『考えてくれ』と言えば官僚が考えてくれる。

要は、全て『大きな方向性』を政治家が考え、『時代にあった国の仕組み』を考える時期に来ていると、

大阪市役所の所長が『提言している』のである。

 

それが『実現できる仕組みの構築』に今取りかかったところである。

それを橋下さん自身が総理になってやろうというような想いは全然持っていないのである。

具体的なことは官僚が、それを動かすのが政治家である。

そのトップがたまたま総理大臣であったり、

動かせそうな人が、『石原慎太郎』であったり『小沢一郎』だと、たまたま思っているだけなのだろう

 

ひょっとしたら、総理大臣以下政治家たちも、

『新しくつくる仕組み』に乗って官僚のように具体的に動いて欲しいとでも思っているのではなかろうか?

『当たらずと言えども遠からず』だと、私は思っている。

 

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橋下さんのオモシロさ

2012-04-12 07:08:33 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★このブログでずっと橋下さんを追っかけているが、それは従来の政治家にはない独特のオモシロさがあるからである。

橋下さんのよさはいろいろあるが、

● 理論にも強いが、それよりも何よりも実戦的で、行動が伴うことである。

● 自分の言ったことに責任を持って、逃げたり弁解などをしない。堂々と自分の言葉で自分の意見を通す。

● 従来の政治や従来のシステムに拘らない。そして何よりも仕組みで対応しようとする。

● 独りで基本は考えるが、独りでは何もできないので分身を(共感する仲間を)いっぱい作って任かすようにする。

● 自分のやりたいこと、特に難しいことは、マスコミなどに花火を打ち上げて公表し、自らの退路を断つ。

● 基本は戦略的な仕組みの構築と戦略的な情報発信。

などなどなのである。

 

● 非常に極端に、敢えて言えば、『私のやり方とよく似ている。同調者が現れた感じ』なのである。

現役時代、やってきた対象の大きさなどは比らぶべくもないが、ずっとそんなやり方で通してきた。

今現在もそんなやり方を通している。

NPO The Good Times などの仕組みはその集大成である

方向、仕組みを作るだけで、先頭を走るが、やってくれるのはみんな共感してくれた会員さんなのである。

 

そして、そんなやり方で、共感者が周囲にいっぱい現れると、物事は間違いなく実現するのである。

人や上司に指示されて動いたことなど殆どないのだが、橋下さんの動きなど見ていても、殆ど全てがご自身の発想である。

 

だから、いろいろ評論家たちが批判してみても、橋下さんの思う通りに世の中は動くだろうと思っている。

世の中の流れの造り方が誠に上手で、大衆が味方についてしまうので、結果的に何でも実現してしまうのだと思う。

 

 

★橋下さんはツイッターをおやりである。

それも全然普通の方とは差別化されていて、ここでも『橋下流』である。

毎日のついったー、オモシロいのでずっと見ているが、

いまマスコミが一斉に取り上げている『原発問題』

 

僕の国語能力では、理解と同意の区別は分かりません。大阪市が地元の範囲に入るのかも分かりません。国がどこまでを地元とし、そして地元自治体との関係で何を要件とされているのかも分かりません。大阪には国の方針が何も伝わってきません。むしろ国の方針が錯綜していると感じます。

大阪市のまとめた8条件を前提にして下さるなら、僕の「国は無視すれば良い」という発言は間違いです。8条件、聞いて下さるのでしょうか?これまでの政府のメッセージでは、大阪市は地元ではなく、同意を求められる対象でもないと理解していました。

藤村官房長官様 いつも大阪市政にご協力下さりありがとうございます。今回、松井知事とともに大飯再稼働について8条件をまとめました。記者に「国が8条件を聞いてくれない場合は?」と問われたので、僕は「国は8条件を無視したら良い」と答えました。

そのことについて官房長官は支離滅裂とコメントされました。枝野大臣は京都と滋賀の理解を得なければならない。さらには国民全般の理解を得なければならないと発言。その後、理解と同意は異なると発言。官房長官は地元の同意は法的に義務付けられているものではないと発言。

 

何故国は、そんなに急いで原発稼働を再開させたいのだろうか?

今年の夏は仮に民衆に節電を要請しても、再開に踏み切るべきではないと思うのだが・・・

国はいろいろと言っているが、『原発再開の本音の部分』が見えないのである。その本音の部分が何かあるのだろうが、それを綺麗な理屈で言おうとするので何か訳が解らなくなってしまっている。

そんな『てにをは』の部分の議論ではなくて、何故国は『原発を動かしたいのか』をもっと率直に語ればいいと思っている。

『大阪市に何も伝わって来ない、』のだから、『国民に伝わってくる訳がナイ』のである。

今のままでは、国の見解に対して、国民特に関西の人たちが納得するとは思えないのである。

 

★橋下さんのツイッター、次から次にいろいろと出てくるし、いろんな意見批判に対して発想に柔軟性もあるし、一概に蹴散らすだけではなくて、反対意見に対しても、ちゃんとした意見には謙虚なところがいい。

何となく、共感する呟きを選んでいるが、このあたりが私が橋下さんをオモシロいと思う原点なのである。

 

僕を批判してくる自称インテリには決定的な特徴がある。それは行政の具体論を何一つ語れないこと。独裁はダメ、民主主義に反する、手法がおかしい、大阪都構想は反対、教育の政治的中立性を害する・・・・全てフレーズで、じゃあ今の問題点は?それに対しての対応策は?と聞くと全く答えられない。

研究の場、行政の場、政治の場を行ったり来たりして、そして審議会や委員会じゃなく、現実の行政の場で責任者になって、初めて机上の知識は鍛えられる。大阪府市に集まって下さっている外部識者の方は、皆凄い。知識と現実の行政をつなぎ、現実の行政を動かしてくれる。

竹中平蔵先生は、大臣を経験された学者さんとして、闘う学者、すぐに現実の行政に使える叡智を持たれた知識人として最強だと思う。上山先生もかつての大阪市役所改革で闘い、市長交代の権力闘争に揉まれながら、今回さらにパワーアップして大阪市役所に復活。学者と実務を行ったり来たり。

このような学者、知識人がどんどん増えて、全国の自治体や国政をサポートするような日本にならないとダメだ。考え方、思想ではない。どのような考え方、思想でも良い。とにかく研究と実務を行ったり来たりの学者をもっと増やさないとダメだ。

一方、フレーズ学者は、色んなことをダラダラだらだら言って、それで現実の行政に役立つようなことは何一つ言っていない。僕の現実の政治行政行動について思いとどまらせるロジックを何一つ提供しない。小難しいことを並べるだけで、で今の課題は?それへの対応策は?には何一つ答えない。

 

いずれにしても、いま大阪から目が離せない。

自民党のどなたかが言っていたが 『もう少し経つと橋下人気も収まるので・・・・』

その辺が錯覚だと思う。

相手は戦略的に世の中をちゃんとマーケッテングして、更に高いレベルでの『流れを創ろう』とするのである。

 

1年前橋下さんは既に『人気者』だった。

1年経って、今はちょっと『一段高いレベルの人気者』になっている。

1年後は『もっと違った人気者』になっているのでは。

そうなるように、自分で仕掛け、自分で仕組むのだから、結構際限なく続くと思うのである。

目標が、『○○になる』と言う単純なものではなくて『○○を創り上げる』と言うものだから、幾らでもレベルアップ出来るはずなのである。

 

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石原さんと橋下さん

2012-04-06 06:34:31 | 大阪維新の会、橋下徹氏

昨日は、このブログを数行書いたところで、間違ってFacebook に載ってしまってそれだけで300近いアクセスになりました。

中途半端で済みませんでした。  読んで頂いた方、改めてどうぞ。

 

 

★政治の世界に今までなかったような現象が起きている。

大阪の橋下さんは大阪市の市長である。

それも大阪府知事の普通なら1階級上の職位を放り出して一市長になったのだが、

一市長どころか全国を、中央政界を動かす存在になってしまった。

 

『大阪維新の会』といういつの間にか出来てしまった新しい政党の議員がそんなに大勢いるわけでもないのに、なぜこんなに中央政界をも動かす力があるのだろう。

それは、

『大阪維新の会』が人気があって、そこで勉強して国政を目指したいという、敢えて言えば政治素人が2000人も集まってきたりするのである。

更に、『兎に角橋下さんを支持する』という私のような『無党派層の政治の素人集団』が、それらの動きを支えているからなのだろう。

まあ言えば、『世の中の流れ』になっているのである。

 

マーケッテングで言えば末端消費者の意向みたいなものが底辺で支えているのである。

 

 

★ タテ型の枠の中での今までの『政治手法の徹知的な否定』

これに大衆が共感していて、広告手法のようにそのキャッチフレーズも『決定出来る民主主義』と誠に上手なのである。

中央政治が、いろんなことに『決定できない』ことが、橋下さんのキャッチフレーズを、より効果あるものに仕上げている。

一言で言えば、『広報戦略』が際立っていて、それは従来の政党のような多人数の発想の寄せ集めではなくて、

橋下徹一人の発想をベースに組み立ているので総合政策としても、整合性があるのだと思う。

 

従来の政党の政策がもう一つ受け入れられないのは、

大勢の人の寄せ集めの政策なので、総合政策としてはどうしてもほころびが目立つのだと思う。

 

★そういう意味では、構造改革などやるときには、周知を集めたりしてもダメなのである。

ある一人の考え方をベースに周囲の人たちが理論構成するやり方、TOPの強烈なリーダシップがなければダメである。

 

小沢一郎や石原慎太郎、小泉純一郎などの政治家はそんな動きだから好きなのである。

その発想の中味がどのようなものかは別にして、発想がすっきりしているのである。

一人で考え続けるから、その整合性もちゃんと保たれているのである。

 

橋下さんは、その上を行っているような感じである。

橋下さんのツイッターは独特である。

どんな問題に対しても自分でちゃんと答えている。

官僚が答えの紙を用意するようなことは全くないのである。

 

弁護士だから弁が立つのか、その説得力は抜群である。

評論家などは直接議論などしない方がいい、論破されるのは目に見えている。

橋下さんが好きな理由の中に、運動部に育った先輩に対する敬意みたいなものをいつも感じることである。

特に、小沢さんと石原さんには特別の敬意を持っているように思う。

ただ単に、年齢が上だというのではなくて、

自分と同じように自分の考えをちゃんと持って歩んできた『その態度への敬意』であって、『その政策に対する敬意』ではないように思う

 

★その一人、石原慎太郎と大阪で密会して、マスコミは大騒ぎである。

 

ただマスコミも騒いでいるだけで、評論家たちも解っているようで解っていないのではと思ってしまう。

こんな価値観が多様化した世の中で細かい政策など一致したリはしなくて当然である。

従来も、同じ党の中でも現実に考え方は一致などしていないのである。

消費税も、原発再稼働ももめていてなかなか決定できないのが現実なのである。

 

従来の政治は同種の人たちが集まっただけの政党だが、それでも決定が出来ないのだが、

橋下さんは、『決定出来る民主主義』の方を優先して考えているように思う。

そんな新しい仕組みの構築こそが望まれるのである。

誰とどのように組むかなど、二の次、三の次の話だと思う。

 

私自身は、

『異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しくいい時を過ごそう』がコンセプトの日本でも珍しいNPO法人を主宰しているが

異種、異質、異地域のいろんな人を繋いで結構ウマく回っている。

 

今回の政治劇の中でも、新党結成や政界再編などだけがテーマではないはずなのである。

石原さんには新党と維新の会の繋ぎなどよりは、先輩政治家個人としての『相談役』的な役割を果たして欲しい。

小沢さんとならともかく、亀井さんがいる新党(いなくなったのかも知れぬが)と橋下さんが一緒になるなど、橋下徹のイメージには合わないし実現したりはしないだろう。

石原さんとも、小沢さんとも繫がって、異種異質の『決定出来る新しい政治連合体』でも出来たらいいなと思っている。

 

★いずれにしても、今年の政治は目が離せない。

近いうちに総選挙はありそうである。

自民党も民主党も、大体限界が見えてどちらもダメだと思う。

 

大阪維新の会をベースに政界再編が出来ればいいなと思うし、

従来の旧態依然とした政治の仕組みは、根本からやり直して欲しいのである。

『決定出来る民主主義』もいいし、

『地方主権』もいい。

 兎に角、現状が変わればいいと思っている。

 

今回の密会でなにがあったのかは知らぬが、そんな中味はどうでもいい。

 

●東京と大阪が組む。

●自らの発想、意見をちゃんと持っている政治家同志が組む。

●政治の中央ではなくて、地方が力を持つ。

●基本の『仕組みを変える』

 

そこには従来の発想がないから『構造改革』と言うのである。

従来の発想から評論する評論家が付いていけないのは解る気がする。

 

この人たちは『改革の経験』などお持ちではないのである

 

 

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今の政治と 大阪維新の会

2012-03-25 06:22:57 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★世のなかの政治とかかわりのある問題は、特に最近起こっている政治問題は、どれもダメである。

なぜこんな事ばかり続くのであろうか?

AIJ問題も官僚との癒着問題がそのベースだし、

原発の再稼働問題も、原発問題の基本的な問題はそっちのけで、関係官僚や電力会社の思惑通りの筋書きで『政治決着』しようとしている。

 

福島原発で県民を中心に与えた事故の影響をどのように考えているのだろうか?

福島原発を機に『脱原発』に転じたドイツとの差は一体どこにあるのだろう。

日本の政治や官僚の意識から『一般国民』に対する視点が抜け落ちてしまっているし、仮に個人の意識、意見があったとしても、

それを政治家の信念として貫き通せるシステムにはなっていないのである。

 

今は、個人の信念よりは、党利党略、省庁の利益が最優先、それしか通らないシステムになってしまっている。

その仕組みをぶち壊す迫力が今必要なのである。

 

この体質、この仕組みから脱却しなおい限り、『日本に未来はナイ』ように思う。

そう感じている『一般の人たち』は多いはずである。

 

 

昨日のニュースは、『大阪維新の会』に2000人を越す受講者が訪れたと大きく伝えている。

なぜ、こんな事になるのか?

 

政治家は、『自分たちのこと』『党のこと』『利権に関すること』などを第一に考えてしまってるし、官僚は、省庁の利益が最優先なのである。

仮に、政治家個人、官僚個人の考えはそうでなくても、『自分の想いを貫き通すことが出来る仕組み』に、なっていないのである。

 

大衆はバカではない。

政治家が如何に口先で言ってみても、今の体制ではそれは実現不可能で、

民主党であれ、自民党でも、その他の組み合わせでもそれは出来ない基本的な仕組みなのである。

その辺のことは見通していて、『現状からの脱却』を望んでいるのである。

 

 

★橋下徹さんは、間違いなく今までの政治家と違っている。

意見主張が明確で、それを自分の言葉で懇切丁寧に述べる。

体制や仕組みを根本的に変えることが目的で、

自分が総理になったりすることが目的ではない。

 

大阪のやり方が仮に全て正しくナイとしても、従来の労組のやり方や、補助金のシステムや、教育委員会のぬるま湯につかったようなやり方は、

従来の市長さんでは表面には出てこなかったのである。

それは労組や、補助金の行く先や、教育委員会には極めて居心地のいいシステムになっていたのだが、

その先にいる一般市民には何の恩恵ももたらさないのである。

 

橋下さんの意見や想いは、

そのツイッターだけを見ていても、それは明確なのである。

いろんな批判にも真っ正面から逃げずに答えている。

従来の政治家が、誰でも持っている『影の部分』が極めて少ないのである。

今回集まった人達も素直に、一筋に『橋下さん』に、『大阪維新の会』に一身を預けようとしているように見える。

 

★政党や政治家たちとの関係も興味深い。

橋下さんからは、小沢一郎、石原慎太郎、小泉純一郎に敬意を表し、その人たちから評価されていることや、渡辺喜美、阿倍晋三、竹中平蔵、前原誠司と近いなど、

何となく解る気がする。

こんな人たちと、繋がって一緒にやれば、日本も変わるかも知れない。

私自身も、好きな政治家たちである。

 

 

★今度の衆議院選に若し『大阪維新の会』の候補者が立候補したら、私は迷わずその人に『1票』を投ずるだろう。

『維新8策』の中身などどうでもいい。

『橋下徹』さんは信じられると思っている。その人がやる政策にはついていける。

その先には、今の政治体制からの脱皮があると思うからである。

 

本当に国のことを、末端の国民のことを考える、そんな政治体制に変わって欲しいのである。

 

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強い市長の権限

2012-02-21 06:23:16 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★行政の中に入った経験もないし、よく解っているわけではないのだが、

『市長の権限』とは無茶苦茶強いのではないかと推測する。

昨日の朝日の夕刊には

『橋下流メリハリ予算』

『子育て・教育に172億円』、『補助金653億円分凍結』

「収入の範囲」徹底」

との見出しが大きく踊っている。

 

凍結される予算の中には「赤バス」や、巷でいろんな議論のある、文楽や大阪フィルハ―モニ―協会への助成なども含まれてはいるのだが、653億円と言う大きな金額が、

市長一人の判断で切り捨てられるということである。

ここではその是非はともかく、平松さんでは出来なかったことが、橋下さんでは出来るということなのである。

 

そういう意味では、市長の権限は、絶大だなと思うのである。

同じ朝日の11面には

『橋下予算大なた悲鳴』   …「とんでもんさい状況」

とある。

朝日新聞だから、否定的な論調かと思ったら、そうでもなくて冷静に客観的に報じている。

 

★『市長の権限』とはこんなに大きくて、やろうと思えば何でもできるのに、

なぜ、どこの市長も前例を重んじ、前年度の予算通りを引き継いで行くのだろうか?

それどころか、無難にことを進めるために『要らぬ人』に金を払ってまでも、ことを進めるのであろうか?

 

昨日のexciteのブログで、『神戸電鉄粟生線のシンポジューム』のことを取り上げた。

『粟生線の存続問題』は私の住む三木市にとっても大きな問題ではある。

それゆえに『シンポジューム』を開いて、市民のこの問題の意識の向上、理解を求めたのだとは思うが、

『シンポジューム』とは有識者にご自身の自由な意見を話して貰って、問題の本質みたいなものを浮き彫りにするのかなと思っていたが、そうでもないのかも知れない。

行政の判断が間違っているとは言わぬが、行政の都合のいいように、スタートする前に『仕組まれている』と言うのである。

 

その経緯は、昨日の私のブログを読んで頂ければよくお解り頂けると思うのである

私が言っているのではなくて、シンポジュームのパネラーに出られた方が、

ご自身のブログに書かれて、更にFacebookにアップされたので、私がそれを見つけたまでのことである。

私の『情報収集力の範囲』の中にあったのである。

間に入ったコンサルから、パワーポイントの内容について変更要望があったりして、そんな経験は初めてだったから、ちょっとむっとしたけれども、
日本のこういう場合の仕組みは、事実上行政には鉄道や交通の専門家は存在せず、コンサルが事実上企画をするのである
ただコンサルには権限がないから限界があるのも事実だ。

今日のシンポでは、な、なんとリハーサルまでやっていた、これには驚いた。
そしてシンポの進行、運営は完璧なのである。

しかし本当はそんな事に精力を注ぐなら、もっとやるべきことがあるだろうとも思った。

などと書かれてあった。

 

シンポジュームなどでこのようなことがあるのが、普通なのかも知れない。

何処かの原発関連でも似たり寄ったりのことがあったりした。

然し確かに、もっとほかにやるべきことはあるのにと思ったし、

少し茶化して

無難にやらぬと殿様が怒るのかも知れない

と書いたりしたのだが、

聞いた話では、三木市役所の中で、『シンポジューム』のために大変な時間を割いたようである。

ホントに殿様が怖かったのかも知れない。

 

★確かに『市長の権限』は強大で、職員さんはそれに反抗できないようである。

三木市の場合、一番問題なのは、職員のやる気が無くなっていることである

 大阪の橋下さんも、予算は削ったが、職員がやる気をなくしてしまったら、予算を削った以上の損失になることは忘れないで欲しい。

人はコストではなく価値創造者なのである

 

市長の権限が大きいことは、悪いことではない。

是非、その強大な権限を、いい方向に使って欲しいものである。

人のコストも確かに大きいのだが、一番大きいのは『時間』だと思う。

何の役にも立たない、シンポジュームの予行演習など、小学生の演芸会ではないのだから、

『市長権限』でそんなこと遣らすのは止めて欲しいと思うのである。

 

『市長命令』があったかどうかは不明だが、

ひょっとしたら三木市長なら『やりかねないな』と思われるところがダメなのである。

橋下さんが、『そんな予行演習をやらしたらしい』と言ったら、多分10人が10人『そんなことはナイだろう』と言うに違いないのである。

 

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船中八策

2012-02-12 06:08:11 | 大阪維新の会、橋下徹氏

 

★『船中八策』 など聞いたこともなかったが。

昨今、毎日のようにマスコミに登場する。

Wikipedia で調べてみたら

 

一、天下ノ政権ヲ朝廷ニ奉還セシメ、政令宜シク朝廷ヨリ出ヅベキ事。
一、上下議政局ヲ設ケ、議員ヲ置キテ万機ヲ参賛セシメ、万機宜シク公議ニ決スベキ事。
一、有材ノ公卿諸侯及ビ天下ノ人材ヲ顧問ニ備ヘ官爵ヲ賜ヒ、宜シク従来有名無実ノ官ヲ除クベキ事。
一、外国ノ交際広ク公議ヲ採リ、新ニ至当ノ規約ヲ立ツベキ事。
一、古来ノ律令ヲ折衷シ、新ニ無窮ノ大典ヲ撰定スベキ事。
一、海軍宜シク拡張スベキ事。
一、御親兵ヲ置キ、帝都ヲ守衛セシムベキ事。
一、金銀物貨宜シク外国ト平均ノ法ヲ設クベキ事。

以上八策ハ方今天下ノ形勢ヲ察シ、之ヲ宇内万国ニ徴スルニ、之ヲ捨テ他ニ済時ノ急務アルナシ。苟モ此数策ヲ断行セバ、皇運ヲ挽回シ、国勢ヲ拡張シ、万国ト並行スルモ、亦敢テ難シトセズ。伏テ願クハ公明正大ノ道理ニ基キ、一大英断ヲ以テ天下ト更始一新セン。

 と出ていた。 カタカナはなかなか読み難いと思ったら

  

公議政体論のもと、

  1. 憲法制定
  2. 上下両院の設置による議会政治
  3. 不平等条約の改定
  4. 海軍力の増強
  5. 御親兵の設置
  6. 金銀の交換レートの変更

など、当時としては画期的な条文が平素な文章として記されている

番目の経済政策は、海援隊を組織して貿易を行なっていた龍馬らしい着眼点といえる。

と解説も付いていて、これは読めば直ぐ理解できた。

 

★兎に角、一国の基本政策について述べられているのである。

大阪の府と市の二重行政からの脱却からスタートした今回の橋下徹さんの維新の会だが、

いろいろ大学の先生や、評論家が取り上げて批判していた個別問題も、

ずっと具体性がないと言われ続けた『大阪都構想』も、

最近は影をひそめて、今言われているのが『船中八策』なのである。

マスコミも一斉にこの問題を取り上げて、その見出しに『船中八策』が踊っている。

 

産経は、

200議席へ「船中八策」 時期衆院選へ橋下市長が公約着手

 

 読売は、

教育決定権、自治体が選択・・・維新版「船中八策」 

 

Yahoo も、  

大阪維新の会、「維新版・船中八策」に教育職員条例「法制化」

  

★ずっと、橋下さんは、

『明治以来の旧い政治の仕組み』は現代には通用しない。

すべての問題が、今の『仕組み』のままでは解決しない。

だから、『地方主導の新しい仕組みの創造、構築を』と思っているのだと思う。

その方向は『間違いなく正しい』と、私は『何となく』そう思っている。

『間違いなく』と、『何となく』と並べて思っていると言うのが、『正直な感想』なのである。

 

ちゃんと解っていない『素人の発想』とはそんなものだと思うのだが・・・・

理屈は解っていないのだが、橋下徹は信頼しているのだ。

 

 

★『府と市の二重行政の解消』 からスタートした、橋下さんの構想だが、

 若し平松さんが賛成して二人が協働していたら、『維新の会』など出来ていたのだろうか?

前回の選挙で、『自民党から共産党まで』が協働したりしなかったら・・・

 

目の前に立ちふさがる問題には、全力で立ち向かおうとする『一流のスポーツマン』の信条や行動を、いつも橋下さんに感じている。

ちょっと間違ったりしたと思ったら『素直にまず謝る』

あの『謝り方』は上級生に怒られた時に『すみません』と謝る下級生の『謝り方』である。心底反省しているわけではない。

その場は謝るが、自分の信じる方向は、どんな道を通ってでも実現しようとする、勝負、競争に勝とうとする強い信念みたいなものを感じる。

 

『何事に対しても明るくていい』今までの政治家のように『妙な暗さ』がナイ。

どんどん『目標が大きくなっていった』 のは、相手がそうさせたのである。

 スポーツや、レースなど、『競争の世界』では、難しい、大きい困難な課題こそ、『自らを成長させる世界』なのである。

 

『大阪の仕組み』が 『国の仕組み』にまで広がって、『船中八策』などが出現した。

今までの政治家と決定的に違うのは、決して『総理大臣になること』などが目標でないことである。

今後どんな展開になるのか?

是非この4年間で、その方向を実現して欲しい。 

議論して絶対に負けないのが心強い。

 

『出来ること』と信じて、見守りたいのである。

 

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大阪市役所ぐるみの選挙と・・・

2012-02-09 06:03:04 | 大阪維新の会、橋下徹氏

★大阪市役所の選挙が話題である。

ABCテレビが取り上げ、マスコミも一斉に報道し、

マーケッテングエッセンスの大西宏さんも、取り上げて、このように書かれている。

 橋下徹さんご本人も、ツイッターでいろいろ詳しくコメントされているので、先日も取り上げたばかりだが、もう一度この問題考えてみたいのである。

 

★この大阪市役所ぐるみの選挙は、このように中身までが明るみに出てしまうと、これは明らかに誰が見てもおかしいのだが、

その当事者であった平松さんや、組合の人たちや、平松さんを応援した大阪市役所の管理職や職員の方たち、

更に云えば、この選挙で橋下さんを『独裁者呼ばわり』して闘ってきた役所の利権集団に属していた人たちに、

選挙の時点で、『悪いことだ』とか『これはホントはおかしなことだ』と言う意識がホントにあったのだろうか?  

と思うのである。

 

平松さんご自身が、どれだけ具体的にこの事実を知っておられたのか?

いま、この問題についてコメントを求められたら、どのように応えられるのだろうか?

 

多分、そんな意識は『カケラもなくて』、それは選挙になれば『普通のこと』として行われた節がある。

平松さんにしても、『罪の意識などナイ』ので、堂々と市庁の横で、職員に向かって演説したり、

今回、見つかった資料なども、役所が一緒に手伝ってつくったり、

その利権集団が、当然のこととして、この時こそ『行政に協働』と一生県命の選挙運動を展開したのではなかろうか?

 

★ 今、この時期になって、橋下さんをボロかすに行ってた人たちは、この選挙運動の実態をどのように仰るのだろうか?

みんな長年の、仕来たり、構造の中で『至極当たり前』との感覚で行われてきたのは、沖縄の講話問題と同じなのである。

 

これなどは、個別問題で議論しても、どちらに非があるのかは一目瞭然なのである。

教育問題にしても、文楽などの文化問題などは、個別問題としては両者に言い分があるのはよく解るが、

その後ろに隠れている、長年続いてきた仕組みの問題などについては、より根元にある問題からの検討が必要なのは明らかである。

昨日も、橋下さんツイッターでこんな事を言っている。

 

 
橋下徹
 
勘三郎さんが、新しい歌舞伎に挑戦され、その世界では色々批判があったらしいが、確実に歌舞伎を根付かして行った。
お客さんあっての芸であり、文化でしょう。
それを、お客さん抜きに、これが伝統なんだから理解しろ!という態度では絶対に根付かない。
 
僕だって文化が大切なのは分かる。
しかし根付かない文化には何らかの原因がある
その原因究明を真摯に行い、対策を講じる。
文化という名の下に残るのが当り前という考えは間違っている。
 
しかし文化行政は仕組みが間違っている
今の文化行政だと文化なんて根付かない。
それと三谷さんの新作文楽。東京パルコ劇場でやるらしい。何で??・・・・・・・大阪にも国立文楽劇場がある。
 
国立文楽劇場は正統な文楽しかやらない? そんなこと言ってたら文楽は根付きませんよ。
文楽を巡っては、とにかく仕組みがおかしい。
歌舞伎も漫才も落語も、芸事の皆さんは、それはそれはお客さんを集めるために、身分保障などない所でなりふり構わず汗をかかれています。
 
 
 
これはツイッターからの文章だが、一理あると思う。

文楽が悪いのではなくて、その仕組みが『文化が育たないように』仕向けているのだと言えば言い過ぎかな?

『育てる』と言うことは、甘やかしていては育たない。

ベースに『厳しさ』があるのが当然なのである。

 

橋下さんは、そんな当然のことを言っている。 

単なる補助金のカットだけの問題ではないのだと思う。

 

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